こんにちは!ふきよせです。
柿のおいしい季節がやってきましたよ~♪
柿はビタミンCたっぷりでカリウムも豊富で、肌を乾燥から守ってくれます。
女性の強力な味方です。笑
新鮮でみずみずしいフレッシュな柿もおいしいですが、
ぎゅーーーーっと甘味が凝縮された干し柿も、冬ならではの味でおいしいですよね。
実は干し柿、お家で簡単に作れるんです。
時間はかかりますけれど、手塩にかけた干し柿は絶品ですよ!
初めてさんでも作れる、簡単干し柿レシピをご紹介します。
失敗しないコツもお伝えしますから、さっそく挑戦してみましょう!
干し柿の作り方は簡単?
干し柿は古くから日本にある、なじみ深いドライフルーツです。
なんと、平安時代には干し柿にされていたとの記録があります!
この干し柿、ほとんどが渋柿から作られています。
干し柿は時間をかけて干すことで、渋柿の渋みを抜くという、昔からの知恵です。
渋柿と甘柿ついては、こちら→
意外なことに、しっかり熟したときの柿の糖度は、甘柿よりも渋柿のほうが多いんです。
だからといって、甘柿で、干し柿が作れないというわけではありません。
同じように作れます。
でも、熟れた甘柿を干すとカビやすく、干し柿になる前に傷んでしまいます。
ですから、失敗せずにおいしい干し柿を作るには、渋柿と甘柿、それぞれに適した干し方をするべきなんです。
干し柿を作る前に、使おうと思っている柿が渋柿なのか甘柿なのか、調べてみてください。
干し柿の渋柿を使った作り方
果樹園にお嫁に行った友人から教わった、昔ながらの干し柿の作り方です。
自分で作ってみて、家の軒先で簡単においしくできることに感動しました!
面倒くさがりな私でもできたので、簡単だと思いますw
- 柿は皮をむきます。
柿のへたのひらひらした部分をできるだけ切り落とします。
枝はT字型のように残しておきます。 - ビニールの荷造り紐のこよりを少しゆるめ、隙間に枝のT字型部分を挟みます。
うまくはさめなければ、結びましょう。
柿と柿の間は、柿1個分くらい距離をあけて、柿がぶつからないようにします。 - 熱湯に10秒ほど柿を浸し、熱湯消毒します。
- すぐに柿を干します。
消毒した後の柿は、手で触らないように注意します。 - 1週間ほどして柿の表面が乾燥して固まってきたら、柿をやさしく揉みます。
3日に1回くらい、揉む作業を繰り返します。 - 2~3週間でできあがりです。
好みの固さになったら、渋が抜けているか、一つ食べてみて確認しましょう。
途中で柿を揉むのがポイント。
柿の中の組織を揉んで破壊することで、中の水分を分散させたり、固さを均一にしたりして、よりおいしくなる効果があるのだとか。
揉むときは、キレイな手で揉んでくださいね。
作り方がわかりやすい動画を探しました。
どんな手順か、様子がわかると思います↓
最近では、渋抜きをしていない渋柿を手に入れることのほうが難しくなってしまいました。
もし、渋いままの渋柿を手に入れたら、干し柿を作る絶好のチャンス!
ぜひ挑戦してみてください♪
どうしても作りたいときは、渋柿を買うっていう手もありますね↓
干し柿の甘柿を使った作り方
甘柿を使った干し柿は、渋柿ほど干す時間をかけずに作ります。
- 柿の皮をむいて、5~10mmくらいにスライスします。
- 盆ざるに重ならないように並べて、天日干しします。
よく乾燥した日で、5~7日でできあがります。
表面積が大きいほうが乾燥しやすいので、早くカラッと仕上げるためにスライスします。
盆ざるの代わりに、ひもの干しネットでも代用できます。
ネットは防虫にもなり、とても便利です。
私が使っているネットはコレ↓
青い干物用ネットを使っていましたが、色が好きではなく、ナチュラルなネットに変えました。
干し柿を失敗せずに作るコツ
気温
干し柿を作るのに適した時期は、気温が10℃以下になった頃。
降水量が少なく、天気の良い日が1週間ほど続くと、うまく乾かすことができます。
天気予報を見て、作る時期を探りましょう。
外気が暖かいと、からっと干すことができず、カビが生えやすくなってしまします。
湿度がある日は、扇風機などで風を当てると効果的です。
夜露
また、夜の湿気は干し柿の大敵。
夜露は、カビの原因になってしまうんです。
夜になったら、必ず干し柿を室内に取り込むようにしましょう。
私は柿が干してある竿を、竿ごとガレージに移動できるようにしています。
ひもの干しネットを使うときは、洗濯ものを取り込むように、室内に移動させています。
以前、ベランダで干し柿を作っていた友人は、
洗濯物干しのピンチハンガーに、柿を干していましたよ!
部屋に取り込むのが、とっても簡単なのだとか。
これなら、ベランダの隙間スペースでも干し柿が作れますね♪
干し柿の作り方のまとめ
干し柿の作り方をさっくりとまとめます。
- 渋柿は、皮をむいて、2~3週間干す。
- 甘柿は、スライスして、5~7日干す。
失敗しないコツ
- 気温と湿度に気をつける。
- 夜は室内に取り込む。
簡単で単純な作り方なので、一度作ると自分なりのやり方が決まって、作りやすいと思います。
ぜひ作ってみてくださいね^^
最後までお読みいただきありがとうございました◎