こんにちは!ふきよせです。
洋梨がおいしい季節がやってきましたね!
とってもいい香りで、少しねっとりとした食感で。
日本の梨とはまた違ったおいしさです。
そんなおいしい洋梨でも、熟した洋梨をたくさんもらって食べきれないときや、
うっかり熟していない洋梨の皮をむいてしまったときは、すごく困ってしまいますよね…
そういうときは、保存食に加工して、時間をかけて食べましょう。
洋梨を冷凍保存する方法と、長期保存にぴったりな、ジャムとコンポートのレシピをご紹介します。
作り方はとっても簡単。
さっそく作ってみましょう♪
洋梨の保存方法は冷凍?
洋梨は追熟する(収穫後しばらくしてから糖度が増しておいしくなる)果物なので、手に入ったら室温に置いて大丈夫です。
むしろ、しっかり追熟させないと、おいしくありません。
追熟方法についてはまた今度書きますね。
熟れた洋梨がたくさんあって、一気に食べられないときは、冷凍するか保存食に加工することをおすすめします。
私はふだん、果物は保存食にすることが多く、冷凍は冷凍庫臭がつくのであまり気が進まないのですが、洋梨は別!
冷凍洋梨は、シャーベットみたいで、すっごくおいしいんです。
熟れた洋梨は糖度が高く、カチカチに固まりません。
口の中にいれるとトロっととけて、その食感にやみつきになりますよ!
冷凍方法
洗った洋梨を半分に切って、ラップをかけて冷凍します。
食べるときは、少し常温に置いて解凍し、スプーンですくって食べます。
食べやすい大きさに切ってから冷凍すると、必要な分だけ食べることができます。
その場合は、皮や芯をとり、一口大に切ってフリーザーバッグに入れて冷凍してください。
洋梨ジャムの簡単レシピ
「冷凍庫がいっぱいになってしまうから、できれば常温保存にしたい」
そう思うのでしたら、保存食に加工して保存しましょう。
皮をむいてみたら熟れていなかったり、熟れてはいるものの甘味が感じられなかったり。
そんなトラブルのときも、加工してしまえばおいしく食べられます。
洋梨の栄養そのものはありますから、しっかり食べきってしまいましょう。
ジャムとコンポートなら、お菓子にもお料理にも使えるのでおすすめです。
- 洋梨は皮をむいて、芯をとり、粗く刻みます。
芯と種はとっておきます。
洋梨を計量して砂糖を用意します。 - 鍋に洋梨、洋梨の芯と種をいれて、レモン汁を加え、砂糖をまぶします。
洋梨の芯と種は、お茶パックに入れておくと、後でとり出しやすいです。
ラップや蓋をして、1時間くらい置きます。 - 洋梨の水分が出て、しっとりしたら、鍋を強火にかけます。
- 沸騰してアクが出てきたら、アクをスプーンで取ります。
- 中火にして、木べらで混ぜながら煮ます。
15分くらいで水分が減り、とろみが出てきます。 - お好みの煮詰め加減で火を止めます。
洋梨の芯と種をとります。 - 熱いうちに、瓶に詰めます。
瓶に詰めた後は、瓶を逆さにして冷まします
瓶の保存方法については、こちら→
洋梨の芯と種をいれるのは、ペクチンを出すためです。
ペクチンについては、こちら→
洋梨はハーブとの相性がいいんです。
ラベンダーやバラをちょっとだけ混ぜると、お花の香りがふわっと広がり、オシャレなジャムに大変身♪
注意:男性は苦手な香りかもしれません。
洋梨をコンポートにして保存する
コンポートは、そのままでもとってもおいしいデザートになります。
タルトやケーキの具材にしたり、アイスを添えたりするのもいいですね。
- 洋梨はくし形に切り、皮をむいて、芯をとります。
- 鍋に全ての材料を入れ、火にかけます。
- 煮立ったら弱火にし、落とし蓋をして、15分煮ます。
※落とし蓋は、真ん中に穴をあけた紙でOK
もしアクが出てきたら、スプーンでとります。 - 粗熱がとれたら、保存瓶に移します。
保存期間は、冷蔵庫保存で1か月ほど。
長期保存したい場合は、容器に詰めた後、脱気殺菌をしてください。
脱気殺菌については、こちら→
水の半分を、白ワインや赤ワインにすると、香り豊かに仕上がります。
アルコールはほとんどとんでしまうので、お子さんでも大丈夫◎
最後の仕上げに、ラムやブランデーを入れると、グッと大人の味になります。
私はラム入りが1番好みです。
洋梨の保存のまとめ
主人がすごく洋梨が好きで、秋の旬の時期はずっとキッチンに洋梨があります。
洋梨好きを知っているお友達や親せきからも洋梨が贈られて、洋梨の追熟に食べるのが追い付かず、保存食をつくることもしばしば。苦笑
お風呂上がりの冷凍洋梨は、すごくいいですよ。
お風呂に入る前に冷凍庫から出し、出てきたら食べます。お試しあれ。
洋梨を上手に保存して、旬の味覚をおいしく食べきってくださいね。
最後までお読みいただきありがとうございました◎