こんにちは!ふきよせです。
夏になると、冷ややっこやそうめんの薬味として大活躍するみょうが。
独特のさわやかな香りと、シャキシャキとした食感がおいしいですよね。
ただ、いっぺんにたくさん手に入ると、消費方法にちょっと困ります。
「親戚から大量に送られてきた」
「箱買いをしてしまった」
そんなときは、甘酢漬けにして、保存してみてはいかがですか?
甘酢漬けは、漬物としてそのまま食べるのはもちろん、料理にも幅広く使えるのが魅力です。
私が毎年作っているみょうがの甘酢漬けの作り方と、料理へのアレンジ方法をご紹介します。
みょうがを甘酢漬けで保存する
みょうがはショウガ科の多年草で、食べている部分はつぼみです。
日本では古くから食べられています。
しかし、あまり日持ちせず、傷みやすい食材なので、お値段が高めです。
冷蔵庫で保存するとしても、3~4日くらい。
濡れたキッチンペーパーで覆い、乾燥を防がないと、穂先の食感が悪くなってしまいます。
だからといって、湿りすぎていると、根元が黒く腐ってしまったり、表面にぬめりがでてしまったり。
ちょっと扱いが難しいのですよね。
生食はとってもおいしいのですが、もし、3日くらいでとうてい食べきれない量があるのでしたら、新鮮なうちに保存食にしてしまうことをおすすめします。
保存食にした後に、とっても食べやすいのが、甘酢漬け。
冷凍保存のように自然解凍を待つ必要もなく、塩漬けのように水にさらして塩抜きをする必要もありません。
みょうがの甘酢漬けの作り方
- みょうがを縦半分に切ります。
- みょうがをざるに広げて、熱湯をかけます。
- すぐに塩を軽く振り(分量外)、自然乾燥させます。30分くらいです。
- 保存瓶にみょうがを詰めます。
- 酢、砂糖、塩を合わせて、砂糖をしっかり溶かし、瓶に注ぎます。
保存瓶は、しっかり消毒をしておいてくださいね。
瓶の熱湯消毒については、こちら→
熱湯をかけずに、湯通しでもいいのですが、火が通りすぎてしまわないように気を付けてください。私は煮すぎる傾向があるので、もっぱら熱湯派です。
みょうがをお湯にくぐらせる理由です↓
- 表皮の繊維を柔らかくするため
- 酢の浸透をよくするため
- あく抜きのため
みょうがは、あまり空気に触れずに酢に浸かっているほうが、鮮やかなピンク色に発色します。
時間がたつと、ピンク色が褪せてきます。
保存期間は、開封せずに保存するなら3か月です。
きれいな箸などを使って清潔さを保ちながら、冷蔵保存して、1か月は余裕で大丈夫でした。
みょうがの甘酢漬けのアレンジ
そのまま漬物として食べる他に、生食のみょうがと同じように、刻んで薬味として使ってもおいしいです。
その他に、料理にアレンジする方法をご紹介しますね。
漬け汁を使って酢飯にするのもおすすめです。
夏場のお弁当の傷み防止として、活用しています。
とくに、いなり寿司にするのがお気に入りです。
少し甘めなタルタルソースです。
揚げ物などこってりした物に合わせると、お互いに味を引き立たせます。
トマトなどの夏野菜のほか、タコやエビなどの海鮮とも相性抜群。
みょうがのピンクがアクセントになって、おしゃれなサラダになります。
甘酢漬けにしたみょうがは、玉ねぎの代わりに料理に加えると考えると、使いやすいと思います。
粗く刻んで、肉団子に混ぜてもおいしいです。
残った漬け汁は、みょうが風味のお酢として、お料理に使えます。
三杯酢のように酢の物にしたり、あんかけのあんにしたり、照り焼きを作るときに加えたり。
かなり万能です。
みょうがの甘酢漬けのまとめ
みょうがを上手に漬けるコツは…
- みょうがを、さっとお湯にくぐらせる
- みょうがが空気にできるだけ触れないようにする
夏バテで食が進みにくい季節がやってくる前に、料理の味に清涼感をプラスしてくれるみょうがの甘酢漬け。
他の漬物よりも、断トツで簡単です。ぜひ、お家で作ってみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました◎