こんにちは!ふきよせです。
らっきょうの出回る季節になりました。
山盛りのらっきょうを見ると、夏がくるな~と思います。
「ご近所かららっきょうをいっぱいもらったのだけど、どうやって食べよう…」
もし、らっきょうがたくさん手に入ったのなら、お家でらっきょうを漬けてみませんか?
らっきょうを漬ける工程は、他の保存食よりちょっと面倒なイメージがありますが、実はとっても簡単に作ることができるんです!
我が家で作っている、おいしくてすごく簡単な、らっきょうの甘酢漬けレシピをご紹介します。
らっきょうの漬け方は簡単
白状すると、私の趣味は保存食を作ることですけれど、らっきょうを漬けることは避けていました。
昔ながらのらっきょうの漬け方は、塩漬けが基本。
甘酢漬けにするときも、まずは塩漬けにして、塩抜きをしてから、甘酢に漬け直します。
それも、塩漬けしたらっきょうは発酵するので、こまめに瓶の中の状態を確認します。
祖母が作っているのを見て、面倒そうだな~と思って、やる気が起こらなかったのですね。
ある日、土がついた状態の、採れたてのらっきょうをたくさんいただきました。
らっきょうは、そのままでも食べられます。強烈な生たまねぎ、生ニンニクといったかんじでしょうか。
お好きな方はいると思います。
しかし、生たまねぎでおなかを壊す私には(犬猫みたいと言われますW)生食はつらすぎましたorz
これはいたしかたないと、重い腰を上げ、らっきょう漬けを作ることにしました。
それから、昔ながらの作り方から始まり、いろいろ試してみた結果、二段階の工程を踏まなくても、簡単にらっきょう漬けが作れることがわかりました♪
昔ながらの作り方のほうが、シャキシャキした食感が残るという意見もありますが、あまり気になりません。(本格的な作り方支持の方からは怒られちゃいそうですが苦笑)
我が家では簡単レシピで作った方が好評です。
らっきょうを漬ける時期
らっきょうの旬の時期は6~7月。
早いものは4月ごろから出回っています。
心なしか、初夏のもののほうがふっくらしている気がします。
らっきょうは収穫してから時間がたつと、芽が出てきます。
傷んでいると、腐敗が早く、カビが生えてきます。
ですから、らっきょうが手に入ったら、できるだけ早く新鮮なうちに加工しましょう。
販売されているらっきょうには、2種類のらっきょうがあります。
根や芽を切り落とし、皮もむかれた状態の、白くてつるっとしたらっきょうが、パックされています。
放置すると、すぐに芽が生えてきます。
泥や土を洗わなければならず、手がかかりますけれど、新鮮さがあり食感が良いです。
らっきょうの甘酢漬けレシピ
まずは、らっきょうの下処理から。
洗いらっきょうの場合、この工程はお店で行われています。とばしてください。
- らっきょうを洗いながら、外側の皮をむき、一粒ずつに分けます。
- 薄皮をむきます。傷は腐敗の原因になるので、きれいな状態になるまで皮をむきます。
- 根元を切り、芽の方も乾いた部分を切り落とします。
- 水分があれば、キッチンペーパーなどでふき取っておきます。
らっきょうを漬ける瓶も、消毒をして清潔にしておいてください。
瓶の煮沸消毒の方法は、こちら→
大きな保存瓶の消毒は、こちら→
- 下処理をしたらっきょうを、ビンに詰めます。
- 鍋に、らっきょう以外の材料を入れ、煮立たせます。
- 熱いうちに、らっきょうが入った瓶に注ぎます。
- 冷めたら、蓋をします。
保存期間は約1年。
一か月後くらいから食べられます。時間がたつと、だんだんまろやかな味になってきます。
漬けてすぐのらっきょうは、漬け汁から出ていると、出ている部分が傷みやすいです。カビが生えることもあります。
ですから、こまめに瓶をゆすったりして、全体が液体に浸かるようにしましょう。
また、らっきょうは発酵しやすいので、2~3日くらいで瓶の蓋を少し開け、ガス抜きをします。
しばらくたつと、ガス抜きをしなくても良くなります。
らっきょうの漬け方のまとめ
らっきょうを漬けるときのポイントをまとめると…
- 手に入ったら、できるだけすぐに加工する
- 下処理をして、つるっとした白くてきれいならっきょうにする
- 水気をしっかりとってから、漬ける
- 漬けてからしばらくは、瓶をゆすったり、ガス抜きをしたりして、面倒を見る
ご紹介した甘酢漬けは、本当に簡単で、拍子抜けするくらいです。
簡単な漬け方で慣れたら、本格的な昔ながらの漬け方に挑戦してみてもいいかもしれませんね。
ぜひ、自家製のらっきょう漬け、作ってみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました◎