こんにちは!ふきよせです。
旬の果物をたくさんもらったり、お安く熟した果物をたくさん買えたり。
いっぺんに食べきれないくらいの果物が手に入ったときには、自宅で手作りジャムを作ってみてはいかがでしょう?
ジャムは、手間ひまかけて作るイメージがあるかもしれませんが、実はとっても単純で簡単!
道具さえそろえれば、すぐにできてしまいます。
私の趣味は、保存食作りです。
理科の実験みたいなので、楽しんで作っています~♪
ジャム作りの基本となる作業工程と道具をお伝えします。
基本さえ知って入れば、どんな果物でもジャムにすることができますよ。
ジャム作りの基本
ジャムを失敗しないで作るコツは3つあります。
ジャムは、砂糖の糖分によって保存能力を高めた食品です。
糖度が低くなるほど、長期保存ができなくなります。保存を考えるならば、一定以上の砂糖を加えなければなりません。
基本は果実の重さの半分の砂糖をいれて、糖度50%のジャムにします。
果実の重さの1/3の砂糖をいれて、糖度33%のジャムにした場合、日持ちする期間は50%のジャムの約半分くらいに短くなります。
すると、果物から果汁が出てきて、果肉がスープ浸っているようになります。
しっとりと水分が出て、果物がひたひたにかぶるくらいの水分が出たら、完了です。
放置時間は果物の種類によって異なり、1時間~半日くらいです。
そうすると、果実の香りや風味が損なわれません。
まずは、鍋を強火にかけます。
沸騰してブワーーーーッとアクが出てきたら、スプーンでアクを丁寧にとり、中火にします。
だんだんとろっとしてきますので、お好みの煮詰め加減で火を止めます。
この間、焦げないようにゆっくりと木べらで混ぜ続けます。
だいたい15~20分くらいです。
ジャム作りに適した鍋の材質
一般的に家庭で作るのなら、ホーローの鍋が一番使いやすいです。
ホーローは金属にガラス質の釉薬を焼き付けて作られています。
酸にもアルカリにも強く、食材の色や味に影響を与えません。
直径20~23cmくらいの鍋は、ヘラでかき混ぜるとき混ぜやすいです。
ステンレスの鍋でも大丈夫です。
ステンレスは、熱伝導が劣るのですが、丈夫で扱いやすいです。
アルミの鍋は、果物の酸と化学反応が起こりやすいので、避けましょう。
パティシエなどプロの料理人の方々は、銅の鍋を好んで使います。
銅の鍋は、熱伝導がよく、短時間で均一に火がとおり、香りや風味を保ったまま、むらなく煮込むことができます。
柑橘系の果物を煮ると、銅と酸が反応して、味と色が悪くなることがあります。
キウイやいちごは、とても色鮮やかなジャムに仕上がります。
ジャムの瓶を使った長期保存方法
ジャムを瓶に入れて保存するには、瓶の消毒が必要です。
保存期間によって、消毒の方法が変わります。基本的な3種類の消毒方法をマスターしましょう。
- 瓶と蓋を熱湯で洗い、ふきんの上にふせ、自然乾燥させます。
- ジャムが熱いうちに瓶に詰めます。
- 軽く蓋をしめ、冷めたらきっちり蓋を閉めます。
- 鍋に瓶と蓋をいれ、かぶるくらいの水をいれ、火にかけます。
- 10分ほど沸騰させます。
- トングなどで瓶と蓋を取り出し、ふきんの上にふせ、自然乾燥させます。
- ジャムが熱いうちに瓶に詰めます。
- すぐに、きっちり蓋を閉め、瓶を逆さにして冷まします。
- 瓶と蓋を煮沸消毒しておきます。
- ジャムが熱いうちに瓶に詰め、ゆるく蓋をします。
- 鍋に瓶の半分が浸かるくらいの量の水を入れ、火にかけます。
- 湯気が出てきたら、瓶をお湯に入れて、弱火で20分沸騰させます。
- 瓶を鍋から取り出し、きっちり蓋を閉めます。
- 瓶を逆さにして冷まします。
私はいつも、煮沸消毒をしています。
煮沸消毒でも、半年くらい保つことができています。
前章で書いたように、糖度が低いと保存期間が短くなるので、注意してくださいね。
保存瓶をおまとめ買いしているお店、ご紹介しておきます↓
いれもん屋さん。
サイズや形の種類が豊富で、フタの色も選べます。
私はいつも金色のフタを選んで、統一感を保っています♪
ジャム作りの基本のまとめ
一番簡単なジャムは、いちごジャムだと思います。
いちごは、初めてジャム作りに挑戦する人でも、鍋の中での変化がわかりやすい果物です。
いちごジャムの簡単な作り方は、こちら→
いちごはもちろん、お気に入りの果物で作ってみてくださいね。
最後までお読みいただきありがとうございました◎