こんにちは!ふきよせです。
ふき(蕗)は、ふきのとうが育ったあとの、葉っぱの茎。
天然もののふきは、3~6月に採れる、春から初夏が旬の野菜です。
ちょっと苦味があって、おいしいですよね~!
育つのが早く、おいしい期間が限られていますから、見つけたらぜひ食べたいものです。
ご近所さんにもらったりして、天然もののふきがたくさん手に入ったら、たっぷり旬の味覚が堪能できますね♪
「でも、ふきをどうやって調理したらいいかわからない…」
それなら、断トツ人気のきゃらぶきを作ってみたらいかが?
初めてさんでも簡単に作れますよ!
きゃらぶきの作り方と、葉っぱを使ったレシピをご紹介します。
ふきのレシピで人気なのは?
ふきの人気メニューは、煮物と佃煮。
煮物はジューシーに食べられますし、佃煮は時間をかけて食べるのに適しています。
きゃらぶきは、佃煮のように、醤油やお酒を使って、濃い味付けで煮つけたもの。
ほかほかのごはんにのせるだけで、ごはんがいくらでもすすみます♥
煮物はあくを抜いたり、皮をむいたり下処理が必要です。
それも、皮むきはコツが必要で、なかなか大変…
それに比べて、きゃらぶきに必要なのは、あく抜きだけ。
きゃらぶきは煮物よりもずっと簡単なので、初めてふきを調理するのなら、まず挑戦してもらいたいメニューです。
あく抜きは、ちょっと手間がかかりますが、おいしく食べるために必ず行いましょう。
- ふきをよく洗い、5cmくらいの長さに切ります。
- お湯を沸かして、塩を少し入れ、ふきを5分ゆでます。
- たっぷりの水にさらして、3時間から一晩おきます。
ふきの鮮度がよければ、水にさらす時間は、3時間で充分です。
ふきのレシピ きゃらぶき
あく抜きができたら、さっそくきゃらぶきを作りましょう!
- ふきをあく抜きしておきます。
- 昆布を1cm幅くらいに細く切ります。
- 鍋にみりん、酒、昆布を入れて、15分おきます。
- 鍋に残りの調味料を入れて、煮立てます。
- 煮立ったら、水気をきったふきと、ひたひたになるくらいの水を入れます。
- もう1度煮立ったら、弱火にして煮詰めます。
汁気が減ってきたら、焦げ付かないように混ぜましょう。 - 煮詰まったら、保存瓶に詰めます。
失敗しないコツは、皮をむかないこと。
煮物のように皮をむいてしまうと、ふきが溶けます…
食感がわるくなってしまいますから、皮をむかないで作ってください。
きゃらぶきは、約1か月日持ちします。
瓶詰めにしておくと、いつでも使いたいときに使えて便利です。
使う保存瓶は、煮沸消毒しておいてください。
煮沸消毒の方法は、こちら
味がしっかりついているので、ちょっとつまみが欲しいときにも、そのまま使えます。
刻んでパスタやチャーハンに混ぜても、おいしいです。
ふきのレシピ 葉の辛煮
もし、ふきに葉っぱがついていたら、葉っぱも食べられます。
もったいないですから、絶対に捨てないでください!
葉っぱも煮つけておくと、いつでもササッと使えて便利です。
- たっぷりの湯を沸かし、ふきの葉をゆでて、15分水にさらします。
- ふきの葉は、水気をきって細かく切ります。
- 鍋にかつお節以外の材料を入れ、ひたひたになるくらいの水を入れます。
- 鍋に火をかけ、煮立ったら、弱火にして煮詰めます。
汁気が減ってきたら、焦げ付かないように混ぜましょう。 - 煮詰まったら、火を止め、かつお節を加えます。
- 保存瓶に詰めます。
冷蔵庫の保存で、2週間くらい日持ちします。
この辛煮を混ぜたごはんでおにぎりを作ると、すっごくおいしいです!
簡単なので、ぜひ作ってみてくださいね。
わらびの食べ方のまとめ
きゃらぶきは、甘じょっぱくて、クセになる味なんですよね。
手作りのきゃらぶきは、市販品よりも香りと苦味がダイレクトに感じられます。
新鮮なふきの味、たっぷり堪能してくださいね^^
最後までお読みいただきありがとうございました◎