こんにちは!ふきよせです。
風邪で熱が出ると、栄養を摂らなきゃと思うものの、食欲がわかず食事が喉を通らないということがあります。
とくに、お子さんが風邪のときに食べてくれないと、親御さんはとても心配でしょうし、困ってしまいますよね。
少しでも食欲があれば、お粥や温かいうどんを食べられますが、食欲がないときは何をどう食べればよいのでしょうか?
解熱に役立つ食べものと、食欲がないときに栄養が摂れるレシピをご紹介します。
どれも簡単で手に入りやすい食材ばかりですので、いざという時のために目を通しておいてください。
風邪で食欲がないときの食事
食欲がないのなら無理をしてまで、食べる必要はありません。
2~3日食べなくても大丈夫です。
しかし、熱が出てたくさん汗をかくと脱水症状になってしまします。
水分だけは、多すぎると思うくらい十分に摂ってください。
純粋な水だけでは脱水症状を引き起こしてしますので、塩を少し舐めたり、ナトリウムが入っているスポーツドリンクを飲んだりして、脱水症状を防ぎましょう。
食欲がないときは、がんばって固形の食べ物を食べるよりも、栄養価のある飲み物を摂取することをおすすめします。
飲むことがつらいときや、液体を嫌うときは、のど越しのよいおやつを選ぶとよいでしょう。
・ゼリー(こんにゃくゼリー、ナタデココは不可)
上質な牛乳と卵から作られているアイスクリームやプリンは、とても栄養価が高く消化も良く、風邪の時に大活躍するデザートです。
風邪で熱があるときの食べ物
解熱作用のある食材を、すりおろしたり煎じたりして、噛まずに飲める状態にした物が、食欲がないときに最適な食事です。
身近で手に入りやすい食材をご紹介します。
たっぷりと水分を含み、排尿を促進する作用があり、炎症をしずめて熱をさげてくれます。
病気を悪化させるウイルスの原因になっている過剰たんぱくを消します。
血管を広げ、からだの隅々まで血液をまわし、発汗をうながします。
有機酸は消化促進や疲労回復に役立ち、毒消し作用があります。
ペクチンは腸内の善玉菌を活性化させます。
整腸作用とおなかからくる発熱に力を発揮します。
血圧調整をし、喉や呼吸器の不調を伴う熱を軽減させます。
風邪で食欲がないときにおすすめのレシピ
筆者が風邪のときに作る、解熱作用のある食材を使ったレシピです。
シンプルで簡単な作り方なので、体がだるいときにもすぐに作れます。
生姜おろし 小さじ1
しょうゆ 大さじ1
熱い番茶 400cc
作り方:
・大根と生姜をすりおろし器に入れ、しょうゆを加えます。
・器に沸騰して熱い番茶を注ぎます。
生姜汁 3滴
天然塩 微量
水 大さじ9
作り方:
・皮付きのレンコンと生姜をそれぞれすりおろし、絞ります。
・鍋に水を入れて火にかけ、全ての材料を加えてサッと煮たてます。
・沸騰する直前に火からおろします。
水 大さじ3
本くず粉 大さじ1.5
水 本くず粉の倍量
作り方:
・鍋にいちょう切りにしたリンゴと大さじ3の水を入れて火にかけます。
・蓋をして蒸し煮にします。
・りんごに透明感が出たら、2倍の水で溶いたくずを流し入れます。
・木べらで練り混ぜ、30秒ほど煮ます。
もちろん、すりおろしたリンゴ、すりおろした大根おろしなどをそのまま食べてもよいでしょう。
すりおろした生姜をお湯で割ったり、お好きな紅茶などの飲み物に入れたりして飲みましょう。
甘味が欲しいときは、はちみつを加えましょう。
栄養価も高くなりおすすめです。
食欲がないときのまとめ
風邪で食欲がないときは、無理はせず、食べられる物を少しずつ食べてくださいね。
風邪が治ってくれば、食欲も自然に戻ってきます。
食べられるようになれば、体力もすぐに回復するでしょう。
お大事になさってください。
最後までお読みいただきありがとうございました◎