こんにちは!ふきよせです。
クリスマスが近づいてくると、お家にクリスマスツリーを飾りたいと思うことも。
お子さんがいらっしゃるご家庭では、なおさらです。
人工のモミの木が普及していますが、海外のような本物のモミの木を使ったクリスマスツリーは、オシャレで憧れますよね~
新築を建てたときや子供が生まれた記念などで、クリスマスツリーにもなるシンボルツリーを植えたいと考える方も多いんです。
今回は、家庭で本物の木を使って、クリスマスツリーを楽しむ方法をご紹介します。
目次
クリスマスツリーに本物の木を使う方法
クリスマスツリーには、常緑の針葉樹が使われています。
本物の木を使う場合は、地植えや鉢植えの育てている木を使う方法と、根無しのモミの木の枝を使う方法の、2種類があります。
育てている木を使う
屋外・屋内の環境に適した樹木を選んで、育てていく必要があります。
ずっと管理し続けなければなりませんが、年を重ねるごとに大きく育ってゆくので、楽しみも倍増します。
毎年写真に記録しておくと、成長をしてゆく過程が実感できますね。
根無しのモミの木の枝を使う
クリスマスの時期のみ楽しみたい方に向いています。
大手インテリアショップ、大きな生花店などで販売されていて、手軽に挑戦できます。
IKEAの本物のモミの木は、この方法です。
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背の高い枝を水に挿しておき、フラワーアレンジメントを管理するときのように、定期的にお水をあげます。
クリスマスが終わるとリサイクルされ、決められた期間内にお店に戻すシステムになっていることもあります。
クリスマスツリーに適している木
庭木としても一般的で、鉢植えでも生育が可能な樹木をご紹介します。
クリスマスツリーとして十分楽しめる樹木ばかりです。
分布:福島県から四国までの温帯北部から亜高山帯下部
特徴:葉の裏側が銀白色
室内で葉を落としにくく、価格も手ごろです。
園芸店や、インターネット販売などで手に入りやすいです。
原産:東ヨーロッパから北ヨーロッパ
特徴:ウラジロモミに比べると枝が細く、葉の色が濃い。
日本国内では、最もクリスマスツリーとして使われることが多い品種です。
三角錐の樹形に育ち、ボリュームもあります。
成長が早いため、価格も手ごろです。
原産:北アメリカ
特徴:香りが良く、緑の色がきれい。柱状形の樹形で、葉は黄金色。
室内でも葉を落としにくく、値段も手ごろです。
園芸店、ホームセンター、花屋、インターネットなど様々な場所で手に入ります
気候面で日本での栽培に向いている品種ではないので、水やりには注意が必要です。
根が浅く、風に弱いです。
原産:アメリカのコロラド州からワイオミング州一帯のロッキー山脈
特徴: シルバーブルーの葉がとても美しい。
成長がとても遅く、高価です。
園芸家にはとても人気がある美しい品種で、一般に街中で見かけることはほとんどありません。
剪定はあまり必要ありませんが、小さい苗を植えるとなかなか大きくなりません。
分布:庭木として沖縄を除いた全国
特徴:もみの木に似ていて、葉はひと回り小さい。
高木になりますが、成長は遅いです。
耐陰性、耐寒性があります。初秋に赤い実をつけます。
本物のクリスマスツリーに適したオーナメント
本物の木にオーナメントを飾るときは、注意点がいくつかあります。
人工のクリスマスツリーと同じようにオーナメントを飾ると、木が枯れてしまうことも…
せっかく手に入れた木を枯らさずクリスマスを楽しめるように、しっかり確認しておきましょう。
飾りの種類
まず、オーナメントを飾りつけするときは、枝ぶりから飾りの種類を決めます。
枝が丈夫で太めな木
ウラジロモミやドイツトウヒなど
枝が丈夫で太めな木は、いろいろな装飾ができます。
大きめのボールや電飾なども付けることができ、豪華な飾りつけにも適しています。
枝が細く柔らかい木
ゴールドクレスト、イチイなど
枝が細く柔らかい木は、豪華な飾りは重すぎてしまい、枝が折れてしまいます。
小さなボールやリボンなど、枝に負担の少ない軽いオーナメントを選んでください。
数も調整してあっさりとした飾りつけを目指しましょう。
飾りの素材
次に、屋外か屋内か、木を設置する環境に合った素材のオーナメントを選びます。
屋外の木に飾りつけをする場合
針金などを使い、飾りが風で飛ばないようにしっかりとつけましょう。
また、雨や雪で濡れても、色落ちしたり型崩れをしたりしない作りのオーナメントを選びます。
木製の物は濡れると重さが増し、枝を傷めてしまいます。
紙製は強度がありません。避けましょう。
プラスチック製の物が軽くて汚れにくく、使いやすいです。
屋内の木に飾りつけをする場合
天候に左右されないので、様々な素材のオーナメントを飾ることができます。
綿で作った雪や、キラキラしたモールをひっかけると、きれいですよね。
陶器製やガラス製のオーナメントも、風で割れる心配がありません。
屋内で飾るときに、もっとも注意するべき点は、木の管理です。
どの木も寒冷地で育っている木ですから、暑さ、乾燥、暗さが苦手です。
・毎日霧吹きで葉水を与えましょう。
空気の乾燥による落葉を抑えます。
週に2~3回、屋外に出すことも効果的です。
・絶対にエアコンが当たる場所に置いてはいけません。
・根の土が乾いてから水やりをしましょう。
水が溜まったままですと根腐れをおこして枯れてしまいます。
根無しの枝を使う場合も、できるならば水を入れ替え、こまめに水を足しましょう。
クリスマスツリーのまとめ
私が小さかった頃、実家では観葉植物の大きなガジュマルの木に、リンゴの飾りと金色のリボンを飾りつけ、クリスマスツリーにしていました。
植物的にはクリスマスツリーに使われる樹木とは全く異なるのですけれど、とても楽しくて美しい思い出として記憶しています。
本物の木は、針葉樹独特のさわやかな香りに癒されますし、情緒があって大変美しい物です。
お子さんはもちろん、大人にとっても、思い出に残るクリスマスとなることでしょう。
あなたのご家庭にぴったりなクリスマスツリーを見つけて、素敵なクリスマスツリーをお楽しみくださいね。
最後までお読みいただきありがとうございました◎