こんにちは!ふきよせです。
梅雨が明けると、各地で夏祭りが開催されます。
とても楽しみですよね~
とくに、浅草のほおずき市は、下町江戸の情緒あふれるステキな夏の風物詩。
夏祭りへのお出かけを考えているならば、ぜひ行ってみて欲しいお祭りの一つです。
浅草のほおずき市の日程や、このお祭りが始まった由来、ほおずきのお値段など、浅草のほおずき市に行くなら、知っておきたい基本情報をまとめました。
お出かけ前に、ご確認ください^^
浅草のほおずき市の日程と由来
ほおずき市とは?
浅草のほおずき市は、浅草寺(雷門で有名なお寺)の境内に、ほおずきを販売する屋台が立ち並ぶお祭りです。
鮮やかなほおずきの色と風鈴の音に、威勢の良い売り子の皆さんのかけ声が響きます。
ほおずきとは、なす科の多年生植物。
夏場に実る、袋状の朱色の果実が特徴的な植物です。
日本の仏教では、お盆に、ほおずきを霊を導く提灯に見立てて、仏壇や精霊棚に飾る風習があります。
ちなみに東京のお盆は早くて、7月15日を中心に行われます。
日程
ほおずき市は、毎年7月9日と10日の2日間。
2日間で60万人もの人が訪れるとか!
浅草は人気の観光地でもあり、外国人観光客も多いです。
時間 浅草寺本堂 6:00~8:00頃
ほおずき市 8:00~21:00頃
会場 浅草寺境内
由来
ほおずき市は約200年前に始まったとされています。
7月10日は7月の功徳日で、仏教ではお参りをすると大きな功徳を得られるとされる日にあたります。
功徳日は月に一回ありますが、中でも7月10日の功徳日は、「四万六千日(しまんろくせんにち)」といって、4万6000日分お参りしたのと同じご利益が得られるという、特別な日なんです。
もともとは10日のみでしたが、前日から並ぶ人もいたため、9日と10日に2日間になったとのこと。
ほおずきが販売されるようになった起源は浅草寺ではなく、東京港区の愛宕神社でした。
「功徳日に、愛宕の神様の前で青ほおずきを丸のみするとよい」というお告げを夢で見た人が広め、ほおずき市が始まったのだとか。
今でも、ほおずきは生薬として使われています。
しかし!
毒性があるので、素人判断では食べないように気を付けてくださいね。
ほおずき市で販売されているほおずきは観賞用で、食べることはできません。
ほおずき市のおすすめの時間帯
ほおずき市は浅草寺の縁日ですから、まずは浅草寺にお参りをしましょう。
本堂は朝早くから開門しています。
閉門しても、外側から24時間お参りできるので、お参りは忘れずに。
おすすめのお出かけ時間帯は、午前中。
元気なほおずきが並び、選びがいがあります。
昼過ぎになると、暑さがグンと増しますし、夕方はゲリラ豪雨の心配が…
ほおずき市では、買ったほおずきを、宅急便で送るサービスがあります。
手ぶらで帰れるので、便利ですよ!
ここ数年は、午前中にほおずき市に行って、ほおずきを宅急便で送り、西浅草で同時期に行われる下町七夕まつりへと、はしごしています♪
夜6時くらいからの時間帯も、風情があっておすすめです。
屋台の明かりに照らされ、夏祭りの雰囲気を満喫できます。
ちょっと涼しくなるので、そぞろ歩きにはぴったりですね~
ただし、10日は売り切れ次第閉店です。
気を付けてください。
夜になると、ほおずきを値切れるという情報もあったのですが、これに関して私はちょっと消極的…
というのも、ほおずきを値切ってもいいのですが、値切った後にご祝儀として言い値分のお代を支払うという、粋な買い方があります。
この買い方は、酉の市の熊手では有名ですね。
熊手の粋な買い方について→
以前、少し遅めに行ったとき、ノリで値切ってみました。
最後に、「ご祝儀で」とはじめの言い値分渡したら、お店の方に「若いのに良く知っているね!最近は値切ったままの人、多いんだよ~」と言われました。
実はそんなに若くないけど…汗
知らない人も増えたのだなー…と思った次第です。
まぁ、いろいろな考え方の人がいますし、無理に昔ながらの買い方をする必要もありません。
お好きなようになさったらいいと思います^^
そうそう、下町七夕まつりもあり、浅草周辺は交通規制がされている場所があります。
人出は本当にすごいですから、できるだけ公共交通機関のご利用をおすすめします。
浅草のほおずきの値段
ほおずき市のほおずきの値段は、協会で統一されていて、どこのお店も同じです。
- ひごほおずき(竹ひごに1個ほおずきがついている) …50円
- ほおずきの実の袋詰め………………………………………500円
- 枝ほうずき(枝状のほおずき)……………………………1000円
- ほおずきの鉢植え……………………………………………2500円
ほおずきの鉢植えには、江戸風鈴がついているセットがあります。
これがすっごくカワイイ!!
種類もたくさんあって、目移りしてしまいますよ!
風鈴は、音が聞こえる範囲を聖域にするといわれ、邪気除けの意味があります。
ほおずきに風鈴とは、縁起のいいものを合わせているのですね。
浅草のほおずき市のまとめ
浅草寺では、この2日間のみに限定で授与される、「黄札(掛け紙の祈祷札)」と「雷除札(かみなりよけふだ)」があります。
すっごく余談ですが、私が中学生の頃、自分のおこずかいで初めて手に入れたお守りが、浅草寺の雷除札でした。
何の意味かも知らずに、おもしろいお守りだな~と思ってw
でも、まさか限定お守りだったとは!大人になってから知って驚きました。
江戸の下町の雰囲気たっぷりのお祭りなので、浴衣でのお出かけにもぴったりです。
デートはもちろん、外国のお友達とのお出かけにもいいですね。
浅草周辺は、浴衣レンタルショップも充実しています。
せっかくの機会ですし、ぜひ浴衣に挑戦してみてください。
浴衣レンタルについては、こちら→
日中は猛暑になりますから、熱中症対策は絶対に忘れずに。
浅草の夏祭り、楽しんで来て下さいね!
最後までお読みいただきありがとうございました◎