こんにちは!ふきよせです。
春になって、いろいろなお花が見頃を迎えます。
花の盛りの時期は短いですから、見落としのないように予定を立てたいですよね。
東京下町のパワースポット、亀戸天神の藤まつりをご紹介します。
亀戸天神は、江戸時代から続く藤の花の名所です。
美しい朱と緑の社殿と境内の大きな池に、藤の花の薄紫色が映えて、一度は見ておきたい絶景です。
お祭り期間は、イベントも行われますから、週末のお出かけやゴールデンウィークのお出かけ前に、ご確認くださいね。
亀戸天神の藤まつりの見頃
約350年前、太宰府天満宮に倣って、菅原道真公をお祀りされた亀戸天神。
当時の亀戸は湿地帯で、初代の宮司さんが藤の花を境内に植えられたとのこと。
歌川広重の浮世絵にも、境内の朱塗りの太鼓橋と藤の花が描かれており、徳川幕府歴代将軍が訪れた記録も残る、由緒正しき藤の名所です。
亀戸天神の藤の花の房は、大きく立派で、「亀戸の五尺藤」「亀戸の藤浪」と呼ばれました。
一尺は約30cmですから、とても長いですね!きっと連なるたくさんの房が風に揺れると、波のように感じられたのでしょう。
現在では、15棚100株もの藤の花を楽しむことができます。
境内は藤の甘い香りに包まれ、やわらかい薄紫色に染まります。
開苑時間:御本殿の開門 6:00~17:00
神社境内 24時間
料金: 無料
藤の花の盛りは約3週間。
一番の見ごろは、4月の最後の週だと感じています。ゴールデンウィークの始まる頃は満開です。
亀戸天神の藤まつりのライトアップ
亀戸天神では、花が見頃になると、夜間のライトアップを行います。
これが、とても美しいのです!
静けさの中、照らし出された藤の花は、幻想的で夢のようです。
昼間の社殿との色のコントラストも絵になりますが、全く違う場所かと思うほど、異なる姿を見せてくれます。
すぐ近くには、東京スカイツリーもライトアップされています。
スカイツリーのライトアップは、穏やかでとても繊細な色合いなので、亀戸天神のライトアップとも相性抜群です。
この亀戸天神のライトアップは、日没から、なんと夜中22時まで行われます!
お昼間のお祭りを楽しんだ後、下町情緒あふれる近隣地域でお夕飯をいただいてから、また夜に境内へ戻ってくることも、簡単にできてしまいます。
もちろん、夜間も無料です。
亀戸天神の藤まつり参拝におすすめの時間帯
亀戸天神の藤祭りは、朝早くから夜遅くまで、いつでも楽しむことができます。
ただ、時間帯によって、風景がガラリと変わりますから、時間を狙って参拝することをおすすめします。
- 混雑を回避して、じっくり藤の花を観賞したい方…午前中の早い時間
- 藤の花のある景色を写真に撮りたい方………………平日の早朝
- イベントや屋台など、お祭り気分を満喫したい方…休日の10:00~16:00
- お守りや御朱印をいただきたい方……………………8:00~18:00
- しっとりとしたライトアップを堪能したい方………夕方以降夜間
お祭り期間中、さまざまなイベントや催し物が開催されます。
和太鼓やお囃子など奉納演芸奉納舞踊は、日頃の鍛錬お稽古の賜物です。見応えがあって素晴らしいです。
私が密かに(?)毎年楽しみにしているのが、茶会。
寺社仏閣のおまつりで行われる茶会は、気軽に参加できるわりに上質な会が多いので好きなのです。
亀戸天神の藤まつりの茶会は、藤にまつわるお道具や和菓子で、ステキでしたよ♪
お茶券は500円でした。(今年も同じだと思いますが…)
お抹茶の飲み方については、こちら→
出世鯉
5/5の子供の日は、出世鯉の放流というイベントが9:00から行われます。
出世鯉の放流は、子供の日と七五三の年2回行われる子供のためのイベントで、本殿前の池に鯉の稚魚を放流します。
登竜門(とうりゅうもん)の語源となった、鯉が滝を登ると竜になるという言伝えから、子供の健康と成長を願って行われます。
小さな錦鯉を間近で見ることができますし、子供の日のお出かけにぴったりです!
催し物の予定は、こちら→
藤まつり限定の授与品
藤まつりの期間中、藤の花をモチーフにしたお守りの授与があります。
健康祈願のお守り「ふじみ守」は、表に藤の花、裏に境内の太鼓橋が刺繍された、きれいな薄紫色のお守りで、女性に人気です。
「藤御守」は、藤の花の造花で、飾るとお部屋がとても華やかになりますよ♥
また、御朱印には「藤まつり」と書かれた、薄紫色の判が押してもらえます。
御朱印をお集めの方は、忘れずにお持ちくださいね。
亀戸天神の詳細な地図や周辺情報は、こちら→【楽天たびノート】
亀戸天神の藤まつりのまとめ
お祭りの間、とくに休日は、参道に屋台がたくさん出店し、たいへんな賑わいです。
連休中は混雑必至で、なかなか思うように動けないかもしれませんが、時間帯に狙いを定めて参拝すると、お望みの風景を楽しむことができると思います。
江戸の粋が残る下町亀戸で、美しい藤の花をたっぷりと楽しんできてください。
最後までお読みいただきありがとうございました◎
あわせてお楽しみください♪
都営バス [上26] 亀戸天神前⇔根津駅前 片道210円