こんにちは!ふきよせです。
なかなか普段しっかりしたお掃除ができない場所が冷蔵庫。
毎日稼働していて、中身も入っているので、ついついそのままにしがちです。
重い機材ですから、手の届くところまでしか掃除をしていない場合も多いですね。
しかし、大事な食材を保管する場所!
健康のためにも、清潔に保っておきたいものです。
年末の大掃除では、冷蔵庫を徹底的にきれいにしてみましょう。
ムダのない冷蔵庫掃除の一連の流れと、掃除後のにおい対策をご紹介します。
大掃除で冷蔵庫をきれいにする方法
はじめに、掃除全体の流れを把握するために、一連の手順を記します。
②中の食材を全部外へ出す
③外せる部品を全て外す
④冷蔵庫をずらし下と裏を掃除して、もとの位置に戻す
⑤庫内を掃除
⑥外した部品を掃除して、もとに戻す。
⑦消臭対策をする
⑧電源を入れる
⑨食材をもとに戻す
それでは、各手順を詳しく説明していきます。
また、冷えているままですと、液体が冷えて固まった汚れがおちにくいので、温度を常温に近づけます。
クーラーボックスがない場合は発泡スチロールの箱に保冷材や氷をいれて保冷します。
鮮魚を運ぶ方法と同じです。スーパーなどでもらえます。
発泡スチロールの箱も手に入らない場合は、段ボール箱で簡易のクーラーボックスを作りましょう。
大きな段ボール箱の内側全面にアルミホイルをテープで貼り、大きいビニール袋を広げます。保冷材や氷をいれて保怜します。
段ボール箱は氷や水に弱いので、手早く掃除を済ませましょう。
冷蔵庫の前面下のパネルも、外せるものは外します。
排水経路や冷却器は、分解しないと洗えません。触らないようにしましょう。
冷蔵庫の下にキャスターが4つ付いている物と2つ付いている物があります。
型式によって異なるので確認しましょう。
4つ付いている物は前の足(左右2箇所)を回せば足だけが上がります
そのまま前後に動かせます。
2つ付いているものは後ろに少し倒すだけで、前後に動かせます。
大きく移動させるためのものではないので、ずらす程度にしましょう。
キャスターのついていない物は、冷蔵庫としては比較的小さい物です。
動かすときは2人以上で行いましょう。
厚手の毛布か、たたんだ状態の厚手の段ボールを用意します。
冷蔵庫を後ろに少し倒し、持ち上がった床との隙間に、できるだけ奥まで毛布か段ボールを挟みます。
今度は冷蔵庫を少し手前に倒し、挟んだ毛布か段ボールを引っ張りながら移動します。
移動が終わったら、ふたたび冷蔵庫を後ろに少し倒し、毛布か段ボールを抜きます。
冷蔵庫の裏と下を掃除機などで掃除をしたら、同じ方法で冷蔵庫をもとの位置に戻しましょう。
冷蔵庫の掃除では洗剤は使っていいの?
冷蔵庫内と、外した部品を洗います。
部品は食器を洗うように中性洗剤(食器洗い)で洗いましょう。
庫内は食品を保存する場所なので、強い薬品は使わない方がいいと思われます。
冷蔵庫内の掃除は中性洗剤が推奨されています。
アルコールなどの使用を禁止しているメーカーもありますので、説明書で確認しましょう。
中性洗剤を使う場合は、水で薄めて使用し清掃します。
ぬるま湯を含ませた布で洗剤を拭きとってから、からぶきをしましょう。
薬品に抵抗があり洗剤を使用したくない場合は、洗剤の代わりに重曹水がおすすめです。
重曹水は、水200mlに重曹小さじ1~2杯を溶かします。
100円ショップなどで販売しているスプレーボトルに入れ、吹き付けると使いやすいです。
この重曹水は、冷蔵庫だけではなくさまざまな場所のお掃除に使えます。我が家はスプレーボトルと重曹は常備しています。
アルコール禁止の冷蔵庫ではなく、殺菌や除菌をしたいときには、からぶき後にエタノールで拭きます。
エタノールのにおいは揮発して残りません。
最近の冷蔵庫は庫内が樹脂製の物がほとんどですので、熱による対処も避けましょう。
熱は樹脂の変形を引き起こし、部品がはまらなくなったり扉が閉まらなくなったりするなど、故障やトラブルの原因になることがあります。
冷蔵庫の掃除の後のにおい対策
冷蔵庫の中に食材を戻す前に、消臭対策をしておくことをおすすめします。
消臭に使った後、冷蔵庫掃除やトイレ掃除にも使えば経済的です。
・竹炭をおく
少しかさばるので、大きい冷蔵庫で容量に余裕がある場合におすすめです。
風の当たらないところに置きます。
・消臭剤
消臭剤を置くときは、冷蔵庫の大きさに合う量を置きましょう。
ファンの位置によっても変わるのですが、基本的に上から下へにおいがたまりやすいので、まずは下の方に置いて試してみてください。
最後に、冷蔵庫ににおいが付いてしまうことを予防する対策を一つ提案します。
食材でにおいのするものは、タッパーやジッパー付きの袋に入れて密封します。
ラップだけでは臭いが漏れてしまいます。
このタッパーやジッパー付きの袋も、1ヶ月程度で交換することをおすすめします。
プラスチック類はどうしても庫内の臭いを吸着してしまいます。
100円ショップでも手に入るので、こまめに変えましょう。
冷蔵庫掃除のまとめ
面倒そうな冷蔵庫掃除も、道具を用意して準備万端でのぞめば、おもいのほか早く終わらせることができます。
一人では動かすことが心配な場合は、ご家族に協力を要請しましょう。
大掃除を機に冷蔵庫内の食材も整理して、気持ちよく年末年始の食材準備に取り組んでくださいね。
最後までお読みいただきありがとうございました◎