こんにちは!ふきよせです。
最近の年賀状は、パソコンで作ったり、写真から印刷を頼んだり。
とっても便利になりましたよね~
かわいいお子さんの写真で年賀状を作られるご家庭も多いですし、
キャラクターや手の込んだCG画像を使った年賀状まで、バリエーションも増えました。
さて、働き盛りのビジネスマンが、会社の上司や取引先など、お仕事がらみでお世話になった方に年賀状を送る場合、どのような年賀状がふさわしいのでしょう?
「奥さんが用意してくれた、子供の写真の年賀状を使っていいの?」
「文面には決まりがあるの?」
「書いてはいけない言葉は?」
「手書き?印刷?」
いざ書こうと思うと、疑問が出てきて、手が止まってしまうことも…
新社会人や新しい職場になった人なら、なおさらです。
失礼のない年賀状を送れるように、年賀状のマナーを、確認しておきましょう。
目次
年賀状を上司に出すときのマナー
年賀状を用意する前に
まず、年賀状を用意する前に、1つ大切な確認を!
会社の方針として、お歳暮や年賀状が廃止されていませんか?
最近は防犯や虚礼廃止のために、社員名簿を公開していない企業もあります。
職場で年賀状の話が出ない場合は、もしかすると禁止されているのかも…
親しい先輩に、それとなく伺っておきましょう。
年賀状のやりとりをしない企業だったときは、仕事納めの日に「今年一年大変おせわになりました」ときちんとご挨拶すれば、充分です。
年賀状の基本
無事に年賀状を出してもOKとわかったのなら、まずは、宛名と差出人の書き方から確認しましょう。
宛名の書き方
会社宛に出すなら、お名前の前に役職も入れます。
例:「代表取締役 ○○様」
自宅宛に送るなら、お名前のみ書きます。
例:「○○様」
差出人の書き方
・同僚や上司など、会社関連の方に年賀状を出すとき
差出人名に自分の家族の名前は入れません。
その方と直接関わりを持っていて感謝を述べるのは、働いている本人のみだからです。
・相手の立場が直属の上司ではなく普段あまり話す機会の少ない上司へ出すとき
交流のほとんどない役員に年賀状を書くとき
差出人の名前の後に、簡単に自分の会社名や部署名などを書くと、誰から出されたものか相手にわかりやすくなります。
例:
〒000-0000
東京都・・・・・・
自分の名前○○ ○○
(株式会社××× □□□課)
このとき、名前の前に会社名や部署名を入れてしまうと、
差出人の住所に会社があるかのように、間違えられてしまいます。
リターンアドレス部分でなく、年賀状の本文に「□□□課の○○です。今年もよろしくお願いいたします」などと、一言付け加えても良いですね。
年賀状を上司に出すときにふさわしいデザイン
NGなデザイン
・特定のキャラクター
・遊び要素の多いデザイン
・子供たちの写真
・旅行の時の写真
これらは、実は嫌われる傾向が強いデザインなんです。
仕事関連の方々は、個人的な子供のことなどを知りたいと思っているわけではありません。
中には寛容な方もいらっしゃいますが、好ましくないと考える方はとても多いので、避けることが無難です。
趣味性の高いデザイン、子供や旅行の写真を使ったデザインの年賀状は、親戚やごく親しい友人知人に出すものと、割り切りましょう。
喜ばれるデザイン
地方に転勤になった方が、地方ならではの景色の写真を使った年賀状を出すと、近況を上司にご報告していることになり、喜ばれます。
個人的な写真やデザインを使うのなら、仕事に関するものを選ぶようにしましょう。
NGな言葉
また、つい書き間違いを起こしがちなのが、新年の言葉です。
目上の方に対して「迎春」「賀正」は失礼にあたります。
「謹賀新年」または「あけましておめでとうございます」と書きましょう。
私も毎年、「どっちだったっけ?」と思っていたのですが、先輩に「漢字1字や2字の短い言葉を避けるようにすれば大丈夫」と教えてもらいました。
もう印刷済みで販売されている年賀状も、たくさんあります。
購入前に、必ず確認をしましょう。
年賀状を上司に出すときには一言添えよう
挨拶文には、手書きで一言付け加えるのが常識とされています。
このご時世、もちろん年賀状はパソコンで印刷しても良いです。
でも、印刷された文章のみだと事務的な印象がぬぐえず、好感度が下がることは確か。
実際、自分がもらったときに、印刷文だけだと「送る必要ある?」と思ってしまったことも…苦笑
せっかく送ったのに、がっかりされてしまっては元も子もありません。
添え書きの例
だからといって、すごく難しい文章を書く必要はないんです。
本年も相変わらず御指導のほど宜しくお願いいたします
・旧年中は大変お世話になりました
本年もご指導ご鞭撻のほど宜しくお願い申し上げます
こんな定型文でも、改まって伝えることってあまりありませんから、ふだんよりシャキッとしたイメージを持ってもらえますよ^^
抱負を述べたり、特別印象的な文章を書いたりしなくても、十分気持ちは伝わります。
丁寧な字で心を込めて書きましょう。
そうそう、
年賀状の挨拶文には、句読点をつけません。
昔からの日本の正式な文(証書や賞状も)は、句読点を入れないんです。
また、句読点は終わりや区切りといった意味があるため、新年のお祝いの挨拶である年賀状では、使用を控えるのがマナーとされています。
NGな添え書き
年賀状に、なにかしてもらったお礼を書くのは、失礼にあたります。
「上司の方に出産祝いを頂いてお礼が言いたい」
「結婚披露宴に出てもらったお礼を書きたい」
そんな風に、お礼を伝えたいと思うこともあるかもしれません。
けれども、年賀状は新年のご挨拶です。
年賀状にお礼を添えるのではなく、年賀状とは別に、お礼状や内祝いを贈るようにしましょう。
我が家の場合
我が家では、仕事関係の年賀状とプライベートの年賀状を、完全にわけています。
仕事用の年賀状は、干支の絵柄でちょっと渋めのデザインを選ぶようにしています。
挨拶文も、カチッとした漢字たっぷりの文章にしています。
印刷を頼んでいるのは、平安堂オンラインショップ。
スタンダードで、年配の方にも好評な、まじめなデザインがたくさん揃っています。
実店舗もたくさんあって、業界トップクラスの有名店です。
平安堂オンラインショップ公式サイトは、こちら→
プライベート用は、家族写真をたっぷり使ったポップなデザインを選んでいます。
楽しくて明るい感じが伝わるように心がけています。
印刷を頼んでいるのは、Rakpo。
たくさんのオリジナルのデザインがとってもかわいくって、子どもたちにも人気です。
Rakpo公式サイトは、こちら→
年賀状印刷は、早割がかなりお得ですから、お早めに~
年賀状のマナーのまとめ
会社は会社用、家族関係で付き合っている相手にはプライベート用。
それぞれの年賀状のご用意をおすすめします。
忙しい年末に、2種類の年賀状を用意するのは大変でしょう。
でも、年賀状は、新年1番初めのご挨拶です。
1枚の年賀状が、今後のあなたの仕事に対する印象を左右するといっても、過言ではありません。
気持ち良く新しい年の仕事をスタートできるように、会社の上司や取引先には仕事にふさわしい年賀状を用意してくださいね。
最後までお読みいただきありがとうございました◎