こんにちは!ふきよせです。
涼しげで夏にぴったりなガラス、江戸切子。
江戸切子は東京の伝統工芸品に認められているので、東京観光のお土産として大人気です。
そんな江戸切子、購入するだけではく、なんと作る工程を体験することもできるんです!
東京での旅の思い出に、ものづくり体験をしてみてはいかがでしょう?
子供の自由研究にもいいですし、外国人のお友達にも喜んでもらえますよ。
江戸切子体験ができる、おすすめの工房をご紹介します。
東京での思い出作りに、役立ててもらえたら嬉しいです。
目次
江戸切子体験ができる東京のおすすめ工房
まずは、おすすめの工房を3軒ご紹介します。
この3軒は、江戸切子協同組合お墨付きの工房で、正真正銘の江戸切子を体験できる工房です。
工房では、江戸切子の現役の職人さんから、直接教えてもらえます。
お手本を見せてくれる姿は、とってもかっこいいですよ^^
場所は、下町の墨田区、台東区(浅草)、江東区。
スカイツリーからも近く、観光名所がたくさんあるエリアです。
すみだ江戸切子館
江戸切子を扱っている業者さんの運営する店舗です。
店内には、たくさんの種類の江戸切子の製品があります。
②13:00~14:30
③15:00~16:30
休日 日曜・祝日
定員 4名
※1日3組 予約制
価格 小中学生(4年生以上) 1000円
高校生以上 4000円
※小中学生は透明なガラスのペーパーウェイト、高校生以上はグラス
電話 03-3623-4148
すみだ江戸切子館ウェブサイト(体験ページ)
浅草おじま
TVの取材を受けたこともある工房です。
体験工房と販売店舗が分かれています。
不定休なので、必ずお問い合わせをしてください。
※完全予約制、団体可
小林硝子工芸所
4代続く老舗ガラス工房です。
伝統工芸士としても名高い職人さんの工房です。
必ずお問い合わせをしてください。
※完全予約制
価格 学生(高校生まで)2000円
大人 3000円
※透明皿
電話 03-3631-6457
小林硝子工芸所ウェブサイト(体験ページ)
江戸切子体験は子供もできる?
残念ながら、切子体験は、小さいお子さんには難しい作業です。
江戸切子とは、回転する切削工具で、ガラスを削って模様をえがきます。
切削工具といっても、ナイフのような刃ではなく、少しくらい手で触っても切れるわけではありません。
でも、触ると、少しすりむいたようになります。
また、回転工具にガラスを押し当てるので、ガラスをしっかり押さえるだけの、腕の力が必要です。
回転力に負けて、ガラスから手を放してしまうと、ガラスが飛んで行って、割れてしまいます。
ですから、工房によって、年齢制限を設けているところもあります。
私が体験してみた感じからすると、中学生以上なら安心かな?と思いました。
小学生でも、工作やものづくりが得意な高学年なら、大丈夫だと思います。
江戸切子体験の値段の相場は?
価格の相場は、2000~5000円くらいです。
お値段や工房によって、切子に使えるガラスの種類が違います。
用意されているガラスは、ペーパーウェイト、グラス、お皿。
難易度は 易 ペーパーウェイト<お皿<グラス 難
ペーパーウェイトは、はじめてさんが作ってもそれなりに様になるので、お土産としてなら、ペーパーウェイトがおすすめです。
日用品としてガンガン使いたいのなら、お皿やグラスに挑戦しましょう。
江戸切子というと、青やピンク色のガラスをイメージする人が多いと思います。
この色がついているガラスを、色被せ(いろきせ)ガラスといいます。
しかし、多くの体験工房は、色被せガラスではなく、透明ガラスを用意しています。
というのも、色被せガラスは、回転する刃の先端が見えにくく、初心者には難しいからなんです。
さらに、色被せガラスは透明ガラスよりも高価なので、失敗するとリスクが大きくなるという不安も。
色被せガラスは、江戸切子らしくてキレイで、すっごく魅力的なんですけどね(´・ω・`)
どうしても色被せガラスがいい場合は、ダメ元で工房に相談してみてください。
別途料金で対応してくれることもあるかもしれません。
江戸切子体験の感想
工房で見本を見せてもらうと、「こんな柄もやってみたい」「あんな柄もステキ!」と目移りしてしまうんですが、正直、どれも難しいですw
そりゃそうですよね。
職人さんは何年も修行なさって、その柄を彫れるようになるんですから。
はじめてさんでも、それなりに上手に見える仕上がりになるデザインは、直線を使ったデザインなんですって。
おすすめは、*、+、|をたくさん彫ること。
*や+は星みたいでかわいいですし、直線だけでも北欧デザインのようにおしゃれに仕上がります♪
私は、お皿のふちに、*をたくさん彫りました。
できあがったお皿は、クリスマスにも使えるデザインになりましたよ(*´ω`*)
まっすぐ線を彫るのは、簡単そうですが、かなり集中力が必要です。
体験時間はたっぷりあると思っていましたが、あっという間でした。
江戸切子体験のまとめ
女性で髪の長い方は、ゴムなど髪をまとめるアイテムを持って行ったほうがいいです。
回転工具なので、髪が巻き込まれると大変です!
刃に水をかけながら作業するので、ハンカチやタオルも持って行きましょう。
あと、少し汚れても大丈夫な靴や服のほうがいいと感じました。
江戸切子体験は、日本らしい思い出になること、間違いなしです。
ぜひ、一度工房に足を運んでみてくださいね^^
最後までお読みいただきありがとうございました◎