フォーマルバッグ黒ならお葬式も結婚式も使えるの?革と布の違いは?

フォーマルバッグ
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こんにちは!ふきよせです。

子どもの卒業式や入学式があると、「ちゃんとしたフォーマルバッグを買ったほうがいいかも…」と思うことってありますよね。

でも、フォーマルバッグってそれなりにお高い買い物だし、たくさんのバッグを管理するのも大変だし。
できることなら、結婚式やお葬式にも使える、万能な冠婚葬祭バッグが欲しいと思いませんか?

私はいつも、洋装和装を含め、「できるだけ使いまわせるモノしか欲しくない!」と思いながらアイテムを選んでいますw

そんな私が購入した、黒のフォーマルバッグについてご説明します。
フォーマルバッグ購入の参考にしていただければ、と思います。

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フォーマルバッグは結婚式とお葬式で兼用できる?

結論からいうと、慶事と弔事のフォーマルバッグは、兼用できます。
また、そのようなフォーマルバッグは、入学式や卒業式などでも使えます。

もともと、フォーマルバッグという概念ができたのは、ここ数十年の話。
喪服だって、黒ではなく白を着ていた時代のほうが長いのです。

ただ、根拠はさだかではなくても、「お祝いごとに、お葬式のときに使うバッグを持ち込むなんて…」というケガレ意識的な考えをする人は、一定数いることは事実です。

あなたが「このように考えている」または「考えている人たちからの視線が怖い」というのなら、バッグは慶弔兼用にはせず、別々に用意したほうがいいでしょう。

もし、抵抗がないのであれば、兼用を検討してみたらいいでしょう。

フォーマルバッグは、革はダメで布はいい?

「革製品は動物の殺生を連想させるから、結婚式やお葬式にふさわしくない」という考え方も、世間一般に浸透しています。

この考え方について、私は懐疑的。
バッグは布にしても、多くの人の靴は革靴ですよね~。男性は基本、革靴ですし…。

なんだか矛盾があって、どこかの商業的策略か何かを想像してしまいます( ̄― ̄)

まぁ、お葬式に光沢のあるツヤツヤのエナメルバッグは、光を反射しすぎて、さすがにまずいと思いますけどw

個人的には、悪目立ちせず、持つ人に品格を添える物がフォーマルだと感じます。

本来のバッグとしての役割からすると、革製でも布製でもどちらでもいいとは思いますが、素材の格(かく、位や身分)では、革<布とされています。

ですから、どんなに高級な革製のバッグでも、布製品のバッグのほうが、よりフォーマルということになります。

布の中にもさらに格があって、染めなのか、刺繍なのか、織物なのか、合成繊維なのか、シルクなのか、馬毛なのか…などなど。
製法や素材で、細かく格付けされています。

できあがるまで時間がかかる製法であるほど、希少性のある素材ほど、格は高くなります。

黒のフォーマルバッグを選ぶコツ

結婚式、お葬式、子どもの行事など、さまざまな場所で使える黒のフォーマルバッグを選ぶのなら、おさえるべきことは次の3つ。

  • 光沢のない生地。
  • 金属金具がない、または付け替えられる。
  • 横型

どれも、お葬式などの弔事用バッグに必須の条件ですね。

私がオススメするのは、濱野(HAMANO)のフォーマルバッグ。
皇室御用達のロイヤルブランドです。

濱野は、パッと見でわかるブランドロゴがないのが特徴。

どこのブランドを贔屓しているのか、知られたら困る政界の奥様方にも、愛用されています。
お受験ママにも好評なブランドです。

人気のデザインは「19フォーマル」
見る人が見ればわかる、濱野の代表的バッグです↓

持ち手のつけ根についている、コロンとした金具が印象的ですよね。
冠婚葬祭で使えるように、控えめなおしゃれがすてきです。

金具が全くついていないデザインで、おすすめはこちら「レジェンド」↓

19フォーマルよりも縦が2cm長いデザインです。
B5サイズがギリギリ入る大きさで、学校行事にいいですね。

ちなみに私が持っているのは、濱野の本家現当主が立ち上げたブランド、傳濱野の「ファシリエスクエア」

このバッグの最大の特徴は、シーンによって変えることのできる金具

くるっと回すだけで色が変えられ、金具そのものを隠すこともできるんです!
華やかな場ではゴールドにして、お悔やみの場では金具を隠して使っています。

マチもあって、ガバッと開くこともできます。
本当に使いやすくてお気に入りです^^

お葬式用黒のフォーマルバッグを新調した理由

すでにお気に入りのフォーマルバッグ手に入れた私ですが、思うところがあって、お葬式用のフォーマルバッグを新調したんです。

それは、お葬式のお手伝いをしたときのこと。

身内のお葬式や、お世話になっている方のお身内のお悔やみの場で、30代の私は、お茶出しや受付などのお手伝いをすることが多くなります。

お手伝いをしたことがある人はわかると思うのですが、お通夜やお葬式の裏方って、けっこうバタバタしているんですよ。

荷物は荷物置き場に山積みにされたり、だれかがたくさんの荷物を抱きかかえて会場を移動したり。

どうしても、自分のバッグから離れる時間が発生するんです。

実際、私がたくさんの人の荷物を移動させる係になったとき、みなさんの荷物の取り扱いにとっても緊張しました。
コートを落とさないように、バッグを傷つけないように…

風呂敷で持ちやすいように包んでおいてくれる方もいらっしゃいましたが、風呂敷も傷つけるわけにはいきませんよね。

そのとき、相手に悪気はないにしろ、もし自分がお気に入りの革のバッグを傷つけられてしまったら、ショックをうけるだろうな~と思ったんです。

そこで、「お手伝いのとき専用の弔事用フォーマルバッグを用意しよう!」と思いつきました。

万が一うっかり事故が起こったとしても、私は「大丈夫、気にしないで~」と余裕を持つ人でありたい 苦笑

そうして見つけたのが、岩佐のフォーマルバッグです。

岩佐は、呉服業界では有名な、草履や和装向けハンドバッグの老舗
ブラックフォーマル専門の商品ラインナップができていたことを、最近知りました。

私が選んだのは、こちら↓

使っている喪服にリボンがついているので、リボンモチーフのバッグにしました。

これだけセットになっていて、なんと1万円。驚きの価格です!

それなのに、すべて国産。
作りが本当に丁寧で、使いやすい。

お手伝いのときは、急に物が増えることもあり、付属のバッグも大活躍しました。

さすが岩佐、お値段以上の納得商品です。

岩佐の楽天ショップから購入したんですが、とてもキレイな箱に入っていて、お店の方の手書きのお手紙まで添えられていました!
「楽天にこんな丁寧なショップがあったとは!」と(失礼…汗)見直してしまいました。

他にもたくさんのデザインがあるので、購入のときはぜひ一度チェックしてみてください。
岩佐専門店の楽天ショップはこちら→

黒のフォーマルバッグのまとめ

手軽に扱えるフォーマルバッグを手に入れたら、雨の日のお葬式も心配なくなりました。
革製だとどうしても、雨を気にしますから。

慶事では、傳濱野。
弔事では、弔問だけのときは傳濱野、お手伝いのときは岩佐と、使い分けています。

慶事弔事でバッグを用意するのではなく、自分がお客様か裏方かでバッグを選ぶことにした、私の事例をご紹介しました^^

1つの参考としていただければ幸いです。

最後までお読みいただきありがとうございました◎

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