こんにちは!ふきよせです。
花火大会や夏祭りにぴったりな浴衣。
涼しげな浴衣でのお出かけは、風情があっていいですよね~
浴衣を自分で着られるようになりたいと思っている方に、自宅で着付けができるようになる画像と、着付けのポイントをご紹介します。
初めてさんにも簡単な、おすすめの帯の結び方も、あわせてご紹介しますね。
目次
浴衣の着付けを自分でしたいと思ったら
浴衣は一人で着ることができないけれど一目ぼれした浴衣を買ったり、実家にお母さんの浴衣があって着てみたいと思っていたり。
美容院で着付けをお願いするのも簡単ですが、それなりに費用がかかりますし、自分で着られるようになったら、浴衣を着る頻度も増えますよね。
自分で着付けができれば、着崩れてきたもしものときにも、対応ができるようになります。
浴衣は着物の中でも、いちばんカジュアルで、着付けしやすい着物ですから、練習をして一人で着られるようになってしまいましょう!
確認すること
さて、着付けの練習をはじめる前に、必要なものは揃っているでしょうか?
浴衣の着付けに必要なものは、こちら→
それから、お持ちの帯の種類についても、確認しておきましょう。
帯の種類によって、結び方が変わります。
もし足りなければ、購入しておきましょうね。
練習しよう
早く上達する練習のポイントは、下記の3点。
というのも、着付けはスポーツなどの訓練と同じように、体感で覚えるものです。
大切な動作は、どうしても紙面だけですと伝わりにくいのです。
1つ注意するべきことは、衿合わせ。
動画や鏡を見ながら着ると、逆になっているので、間違えてしまうことも…
右が内側です(和装用語では右前といいます)
横や後ろ姿を確認しながら、着付けを進めることができます。
常に意識して、まっすぐに立った姿勢を保ちながら、着付けをしていきましょう。
それから、紐を結んだり、帯を回したりと、かなり腕が疲れます。
とくに、手を後ろに回す動きが多いので、肩と肩甲骨を柔らかくするストレッチをしておくことをおすすめします。
浴衣の着付けがわかるおすすめ動画
たくさんの着付け動画を見て、これなら初めてさんにもわかりやすいと思う動画を2つ厳選しました。
一つめの動画は、極力難しい動作や着物の処理を省いているところが特徴です。
また、難しい着物の専門用語の解説がついています。
シタマエ、ウワマエ、ミヤツグチ、セチュウシ、オハショリetc…
何となくでよいので、どの部分を何と言っているのか、注意しながら見てください。
これらがわかるようになると、着物への理解がぐっと深まりますよ。
二つめの動画は、通常の着付けの方法です。
はじめての方にとっては、ちょっと難しい部分があると思います。
たとえば、衿が重なっている内側での着物の処理。
動画で説明がでてきますが、折りこむ量やひっぱる具合など、体感で覚える部分がわかりづらいです。
私もこの方法で着ることが多いです。
もし、どうしてもこのようなスタンダードな着付けをできるようになりたかったら、呉服屋さんや着物教室の浴衣レッスンに行くと、わかるようになると思います。
レッスンは一日で充分です。
浴衣の着付けは、実践あるのみです!
浴衣を自分で着付けするときの帯の結び方
浴衣が着付けることができたら、次は帯を結んでみましょう。
浴衣の帯で基本的な半幅帯と兵児帯で、簡単で覚えやすい帯の結び方をそれぞれ選んでみました。
半幅帯
上手に結べると、とても品があるように見えます。
羽(リボンのこと)の大きさと、左右のバランスがキモです。
鏡を見ながら、ご自分にぴったりの大きさを練習してください。
女性がこの結び方をすると、きりっと大人っぽく仕上がります。
私が好きな結び方です。
この結び方をすると、赤などの甘めな色の帯でも、しまって見えるのです。
女の子っぽい色でもボーイッシュに仕上がるといった感じです。
角だし結びは、普段着の着物での帯の結び方ですが、動画では凝った帯結びが、帯のみで簡単にできるようにアレンジされています。
文庫よりは大人っぽくて、貝の口よりは華やかで女性らしく、とてもすてきな結び方だと思います!
兵児帯
兵児帯は、半幅帯より簡単です。
ぎゅっと蝶々結びすることが基本です。
ただ、子供の結び方という印象が強いので、選ぶ帯の色や質感で、大人っぽさを出しましょう。
浴衣の着付けのまとめ
どうしても帯結びができない!という方は、作り帯(結んだ形に加工してある帯)ですと楽ちんです。
収納がかさばるのと、いろいろな結び方ができないというところが難点です。
浴衣の練習は、着たらすぐ脱ぐのではなく、少しそのまま過ごしてみてください。
そうすると、帯の緩みやすい部分や、着崩れしてくる部分、動くと苦しいところなどがわかります。着崩れたときの、対処方法も練習できます。
ご自分での着付けは、練習あるのみ!
お出かけ予定日まで、できるだけたくさん練習してくださいね。
浴衣ですてきな夏のひとときを過ごせますように。
最後までお読みいただきありがとうございました◎