こんにちは!ふきよせです。
人は、見た目の印象で判断されがちですよね~
中でも、かなりの頻度で見られているのが、指先。
見ている側はとくに意識していなくても、いつのまにか爪のきれいな人には好印象を持ち、爪が荒れている人には嫌悪感や警戒心をいだきやすいものです。
お客さまの相手をする仕事なら、とくに気を付けたい身だしなみの1つですね。
女性ならば、美しいネイルカラーなどで爪を飾るのも、一つの方法です。
でも、男性や食品を扱う職業の方は、そうはいきません。
飾らない健康的な爪が求められるでしょう。
健康的な爪を維持するための、日々のお手入れ方法をご紹介します。
目次
爪を健康的にするお手入れとは
私は工芸品を扱う仕事柄、手元をお客様に見られる機会が多くあります。
それに、年配のお客様や茶道に従事されるお客様も多く、ネイルカラーを好まない方もいらっしゃいます。
ですから、基本的にマニキュアやトップコートなどはしません。
できるだけ健康的できれいな爪の維持を心がけています。
健康的な爪の特徴をあげてみますね。
・ピンク色の部分が長い
・かまぼこ型のカーブ
・すじ、みぞ、割れがない
・ささくれがない
昔から、爪をみれば健康状態がわかるといわれます。
くぼんだり膨らんだり形状が大きく変化するときは病気の可能性がありますし、色が変わるときは栄養状態に関わることもあります。
けれど、明らかに「!?」という大きな変化以外は、日頃のお手入れ不足によるものなんです。
普段の生活の中でできるお手入れは、主に2つ。
爪にストレスを与えずに形を整えることと、乾燥を防ぐことです。
爪の形のお手入れ方法
まずは、爪の形を整えるための具体的な方法をご紹介します。
指先を傷つけないように、意識して丁寧に行ってください。
①伸びた爪は爪やすりで削る
爪切りを使わないようにします。
爪切りを使うと、爪に圧力がかかり、変形や割れや二枚爪の原因になるからです。
やすりは、一定方向に動かします。
往復させません。
爪やすり(ネイルファイル)は、グリッド数(目の粗さ)180で爪の長さを整えて、グリッド数280~320で爪の断面をなめらかにするのがオススメです。
②白い部分を残す
ピンクの部分の長さを伸ばしたいときは、爪を伸ばします。
でも、仕事柄伸ばすことができない場合もありますよね。
短く整えなければならない場合も、1~2mm白い部分を残すようにします。
そうすると、深爪が進行するのを防ぐことができます。
手のひら側からみて、全く爪が見えていなかったら、深爪になっています。
確認してみてください。
薄皮をふきとる
爪表面生え際の薄皮を、ふきとります。
実は、薄皮はささくれの原因になるんです。
ぬるま湯に指先をつけて、ふやかします。
濡らしたコットンやガーゼで、薄皮を根元に向かって押し上げるようにし、生え際をくるくるなでるようにすると、薄皮がとれます。
ふやけていると、爪が傷つきやすくなっています。
ごしごしやりすぎないように気をつけましょう。
お風呂上りのお手入れは手間が省けておすすめです。
甘皮処理に、ニッパーを使って切り取る方法がありますが、自分ではやらない方が無難です。
甘皮を切らなくても、十分きれいな爪は保てますよ。
爪のケア用オイルの使い方
つぎに、乾燥を防ぐ方法をご紹介します。
爪の先、白い部分の色が透明感を失っているときは、乾燥しすぎた状態です。
乾燥を防ぎ、保湿するためには、オイルを使います。
オイルはハンドクリームよりも、浸透力が強く、保湿効果が高いのです。
自然な艶もでて、キレイな爪に見えます。
- 手のひら側から、指と爪の境目に各指1滴程度のオイルを垂らします。
- オイルを揉み込みながら、手の甲側の爪表面と爪の生え際もマッサージします。
これで、ささくれが予防できますし、縦じわも入りにくくなります。
オイルを塗る回数は、毎日5回以上。
とにかくこまめに塗ることが重要です。
私は、毎食後、夕方お仕事終わり、寝る前を日課にしています。水仕事をした後にも塗るようにしています。
お仕事をされているのなら、休憩時間や移動前など、都合のよい時間にオイルタイムを組み込んでみてください。
ホホバオイルや馬油など、お好みのオイルでかまいませんが、各指に1滴程度で充分なので、少しずつ塗れる工夫が必要です。
キューティクルオイルとして販売されているネイル用オイルは、使いやすい容器に入っていて、とっても便利。
私の愛用しているオイルは、OPI AVOPLEX OIL to goです。
これは、筆先のようになっていて、オイルに粘性があり垂れにくくなっています。
香りは好みがわかれそう…アボカドオイル配合です。
持ち運びに便利で、外出先でもササッと塗ることができます。
いつもポケットに入れています。
体験談
昔、都内某ネイルサロンでケアをお願いしていました。
甘皮処理をしてもらって、表面を磨いてもらって。
その瞬間はきれいになるのですが、爪は薄く、伸びるとすぐ欠けるし、ひどいときにはサロンからの帰路でささくれが大量発生していました。
それでもずっと、自分の爪が弱いからだと思っていたのですね。
半信半疑でしたが、それまでのケアをやめてシンプルなセルフケアを始めたら、自分の爪が変わって驚きました!
過度なお手入れで、悪循環になっていたのだと思います。
健康な爪ですと、セルフのマニキュアもきれいに塗れるんです。
休暇のときや、結婚式などハレの場に出席するときに、ネイルを楽しんでいます^^
爪のお手入れのまとめ
はじめてで不安なら、ケアに重点を置いているネイルサロンに、お手入れの基本を教わりに行ってもいいかもしれません。
手の爪が全て生え変わるまで、約6か月です。
継続は力なり。
続ければ、見違えるようになります。
慣れるとあっという間にできる簡単な方法ですから、ぜひ試してみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました◎