お正月に義実家へ帰省するときの、手土産と滞在マナー

マナー
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こんにちは!ふきよせです。

新しい家庭を持って初めてのお正月を迎える新婚奥様(婿様)にとって、義実家への帰省は一つの大きな難関のように感じている方もおられることでしょう。

親戚が集まったときのマナー、手土産、滞在方法、日程、義実家での振る舞いなど、失礼に当たらないか考えることも多いと思います。

固定概念の強い義両親に嫌われないかと悩む方がいる一方、自由度の高い義兄弟の発言や行動がわからないと悩む方も。

正直なところ、今まで他人だった人たちが急に家族になるのですから、わからないことや違うことがあって当たり前です。
価値観の違いからショックを受けることやイライラすることもあるでしょう。

お正月の義実家への帰省が少しでも楽なことになればと思い、私の体験をご紹介しながら、義実家に慣れてゆくためのコツをお伝えします。

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お正月に義実家へ帰省することになったら

我が家は、姓を名乗っている夫側の実家で年末年始を一緒に過ごします。
年が明けてから最初の週末に、妻側の実家と親戚を挨拶回りするようにしています。

まずは、年末年始を過ごす夫側の両親の希望を伺います
年末の大掃除を手伝ってほしい、買い物に一緒に行ってほしいなどと思っているかもしれません。

とくに要望がないとき
日程:
・12月30日の夕方頃に伺うようにしています。
・31日にお正月の料理などの手伝いをし、夕食で年越しそばを食べ、
 テレビを見たりお話しをしたりして過ごします。
・1~2日は家でおせちを食べながらのんびりします。
 暇になりすぎたら、全員で近所の神社に初詣に行くか、散歩をします。
・2日か3日の夕方に帰ります。

交通手段:
滞在最終日にお酒が入っていても帰れるため、電車など公共機関を使います。

手伝いの要望があるとき
日程:
・30日より1~2日前に帰ります。

交通手段:
大掃除を手伝うときは、ゴミ捨てや、不用品をリサイクルショップに持っていったりする可能性があるため、利便性を考えて自動車で帰省します。

ずっと一緒にいると、やることも話すこともなくなってきますし、お互いに気をつかいますし…
1月の一週目から仕事が始まるので、あまり長く滞在しません。

帰省は思っている以上にどっと疲れます。
帰省後仕事が始まる前までに、最低でも丸一日は家で休めるように予定を立てます。

お正月に帰省するときの手土産

夫側の実家への手土産は、果物にしています。
親戚も集まるので、量は多めに持っていきます。

夫の父は糖尿病を患っているので、すごくお酒が好きなのですが普段は飲めず、食べられる物に制限があります。
以前お正月に親戚からお酒をもらい、ここぞとばかりに大量に飲んでしまって、薬も飲めず大変なことになりました。
お酒は、絶対持っていかないことにしました。

おせち料理を手作りする料理好きの母のプライドを傷つけないよう、料理や加工品も避けています。

また、北陸に転勤になった兄弟がいて、そのご家族が美味しい海産物を持ってきてくれます。
我が家はかぶらないよう海産物は避け、果物に落ち着いています。

何を持っていったら良いか悩んだときは、台所を担う人やご兄弟に、欲しい物や食べられない物があるか聞いてみたら良いと思います。

何もなかったら、自分たちが食べたい物を選べば良いでしょう。
帰省中、おせちに飽きたときや夜のおやつなどに、いろいろな家からの手土産が出てきます。そのときに、自分たちの食べたい物を食べることができます♪

妻側の実家や親せきへの手土産は、日持ちのする和菓子にしています。
年が明けてから持っていくので、お年賀ののしをつけます。
親戚一同同じ品で、数は各家の人数分×2~3個で、箱入りの菓子折りにしています。

親戚になかなかのおばあちゃまがいて、渡すときには「ありがとう」と言ってくださるのですが、後から母に「あれは食べづらい」「量が少ない、多い」「甘すぎる」などクレームが来ます。苦笑
何を差し上げてもこの様なので、もう気にしないことにしました。

「○○年続く老舗和菓子屋◆◆さんのお菓子、△△です。初売りで買い求めました。もし多ければ仏さまへのお供えとしてお使いください。」と、他の人たちもいる前で言いながら、夫が渡すようにしています。

ブランドや肩書にこだわる、買いだめをよこしたのでは?という邪推、夫を立てるべきという固定概念、全てをクリアするために夫婦で相談して編み出した技です。

実際に、夫側の帰省からの帰り道で、お店に立ち寄って買っています。
毎年同じようなものになりやすいと思い、干支バージョンやお正月限定を選んでいます。

お正月に帰省したときのマナー

価値観や固定概念は千差万別です。

自分が当たり前と思っていたことが全く通用しない人もいます。
こちらが非難されたように感じても、悪気のない人もいます。
これが正解というマナーはないと感じます。

ですから、異国の人との異文化交流くらいの気持ちでいます。

「なにこれ…」と思うような物をもらっても、「流行ってるのかな?」と考え、価値観の違うことを熱弁する人がいても「そういう文化なんだね~」のように広い心で話を聞けます。
疎外されているように感じても、異国に来たと思えば、悲しくも何ともありません。

ただ、無理に自分を曲げることはしません。
嫌なことは同意しませんし、夜中まで起きていたのに早起きしろという要望は受け付けません。

その代わり、できるだけやさしい気持ちで接するように心がけます。

以下、守っていることです。

・料理好きの母の城「台所」へは勝手に入らないようにしています。
・「お手伝いはありますか?」と聞いて手伝います。
・子供たちの遊び相手をかってでます。
・義兄弟姉妹の話をたくさん聞きます。
・お風呂や洗面所などは、子供優先&年功序列を守ります。

相手に期待せず、できるだけの気持ちを注ぎ、マイペースを保つことが、親戚とうまく続く秘訣だと思っています。

義実家への帰省のまとめ

帰省はたくさんの人と過ごせて楽しいこともありますが、それなりに気づかいが必要で疲れます。
でも、それは自分だけではなく、パートナーもなんですよね。
お互いの実家へ行き来すればなおさらです。

自宅に帰ってきたときは、「こんなに苦労した、辛い思いをした」の言い合いではなく、「無事にお正月を迎えられたのはあなたのおかげ」「頼りがいがあった」など、お互いをほめたたえるくらいのねぎらいの言葉をかけ合いましょう。

初めての帰省は新米お嫁さん(お婿さん)の通過点かもしれません。
数年後に、そんなこともあったな~と振り返ることができるようになると思います。

気負いすぎず、穏やかな気持ちで年末年始をお過ごしください。

最後までお読みいただきありがとうございました◎

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