節分の豆まきは成田山新勝寺で有名人に会いたい!楽しむ攻略法

成田山節分
スポンサーリンク

こんにちは!ふきよせです。

節分が近づくと、あちらこちらのお店で豆が山積みになり、神社やお寺の節分祭ポスターが貼られていますね。

お家や地域の豆まきを楽しむのも良いですが、お大規模な豆まきイベントに参加してみたいと思っている方も少なくないでしょう。
節分の日の夜のニュースは、力士の皆さんや著名人の方々が、豆を投げているシーンがとても印象的です。

大好きな俳優さんが、「2/3は○○寺の節分祭に登場します」と公表されたら、「行ってみたい!○○寺ってどこ!?会いたい!」となるかもしれませんね。

中でも、毎年初詣の人出・お寺全国1位をたたき出している成田山新勝寺は、豪華有名人が勢ぞろいすることでも知られています。

成田に慣れ親しんでいる私が、成田山新勝寺の節分をトコトン楽しむ方法を伝授します。
検討されている方は、お出かけ前にご確認ください。

スポンサーリンク
  

節分の豆まきは成田山へ

成田山新勝寺とは、不動明王を本尊とする真言宗智山派の総本山の一つです。
起源は平安時代中期の平将門の乱(歴史の教科書に出てきましたね)にまでさかのぼる、1000年以上続く由緒あるお寺です。
成田山新勝寺公式サイトは、こちら→

このお寺で行われる節分のお祭りは、節分会(せつぶんえ)と言われ、毎年2月3日丸一日を通して行われます。

豆まきは、特別追儺豆まき式開運豆まきの、2種類があります。
特別追儺豆まき式は、一番大きな大本堂の正面の広場に、特設舞台が設置され、大本堂の石段と特設舞台の上から豆がまかれます。
開運豆まきは、大本堂の中で行われます。

2種類の豆まきは、時間をずらして、各3回ずつ交互に行います。

特別追儺豆まき式
第1回 11:00/第2回 13:30/第3回 16:00

開運豆まき
第1回 9:30/第2回 12:30/第3回15:00

特別追儺豆まき式の第1回と第2回に有名人の方々による豆まきが行われます。
それ以外は、年男年女の方々による豆まきです。

成田山新勝寺の豆まきで豪華有名人に会いたい!

成田山の豆まきに参加する有名人の方々は、以下のとおり。

・歌舞伎役者の市川宗家
(宗家とは本家のことで、今は海老蔵さんですね)
・横綱を筆頭とした力士の皆さん
・NHK大河ドラマに出演される、主要メンバーの俳優の皆さん
豪華ですよね~。溜息

こんなにも有名人が勢ぞろいする理由は、成田山との関係にあります。

成田山と市川宗家
歌舞伎好きの方ならご存知だと思います。
市川家の屋号は「成田屋」です。歌舞伎役者さんが見得を切ると、「△△屋!」と声がかかりますよね。それが屋号です。

跡継ぎに恵まれなかった初代團十郎が、成田山の薬師堂(当時の本堂)で子授けを祈願し、見事長男を授かりました。

この話をもとにした演目が大成功を収めましたし、後の市川家の役者さんたちも不動尊信仰を大切にしてきました。不動明王にまつわる演目は、市川家だけに許されたお家芸となっています。

成田山と角界とNHK
もともと、成田山節分会は、昭和43年(1968年)の成田山大本堂の完成記念で企画されて始まった行事です。
この企画は、大相撲高砂部屋の親方とNHK経済部のスタッフの協力を得て企画されました。

翌年、初めて大相撲の力士の皆さんとNHK朝の連続ドラマの出演者が招かれ、それ以来恒例となっています。

市川宗家は第1回のみ、その他の皆さんは第1回と第2回に豆まきをします。
海老蔵さんにお会いしたい方は、1回目に集中しましょう。他の方に会いたい方は、2回チャンスがあります。

おすすめは、2回の豆まきに参加する方法です。
第1回は豆まきの舞台へと続く道で待機し、第2回は特設舞台のそばまで行って豆を拾うという作戦です。

第1回:舞台へと続く道
豆まきをする方々は、正面の門から仁王門をくぐり大本堂へまっすぐと続く通路ではなく、正面左手前の光輪閣という建物から、脇の通路を通って舞台に上がります。普段、御護摩祈祷をされるご僧侶の列が通る道順です。
この通路に沿った場所で待機すれば、有名人の方を間近にみることができます。

豆まきをする前と終わった後、同じ道を通るので、ずっと同じ場所にいれば有名人を2回拝めます。
なんと、写真撮影はOK!(三脚は禁止)
大好きな有名人の方に少しでも近くで会いたい人は、このエリアでチャンスをうかがいましょう!

第2回:豆を拾う
1回目で豆を拾った人たちが返りますので、次は豆を拾うために特設舞台の近くを陣取りましょう。
特設ステージは、大本堂へ続くように縦一本に設置され、参拝者の会場を左右に二分しています。

2回豆まきに参加する有名人の方々は、第1回と第2回で豆をまく方向を変えます

お目当ての有名人の方が、どちらに向かって投げていたのか、調査します。
勇気を出して、第1回に豆を拾っていた人に声を掛け、教えてもらいましょう。皆さんテンションが上がって興奮しているので、誰かがすぐに教えてくれます 笑
お祭りの楽しいところです。

豆まきが始まったら、大きい声でお名前を呼ぶと、豆を投げてくれるかもしれません!
大いに盛り上がりましょう。

豆まきの間は撮影禁止です。周りの熱気で、本当にとても危ないので、気を付けてください。

成田山新勝寺の豆まきを楽しむ攻略法

特別追儺豆まき式の第1回豆まきが11時に始まります。2時間前にはお寺に到着していたいですね。
成田駅から新勝寺までの参道は、おいしいうなぎ屋さんに、お土産屋さんに、心奪われる物がたくさん並んでいますが、行きは我慢して帰りに堪能しましょう。
詳細な地図や周辺情報は、こちら→【楽天たびノート】

有名人に近づける場所取りの他に、知っておくと快適に楽しめるポイントをお伝えします。

電車で行く
駐車場はたくさんあります。しかし、お祭りの時(初詣、節分会、祇園祭)は、電車で行くことを強くおすすめします。
お祭りの日は、周辺の交通規制も多く、細い道ばかりなので、地元の人以外は駐車場にたどり着けないこともあるでしょう。

最寄り駅は、JR成田駅か京成成田駅です。
JRは総武線快速エアポート成田(成田空港行)が早くて便利です。ただ、基本的に一時間に一本程度と、本数が少ないです。

私は、本数も多く空いている割合が多い京成線の特急や快速を選ぶことが多いです。浅草線に直通していて都内まで乗り入れています。
シティライナーを利用する場合は別途料金がかかります。
京成電鉄のお得な切符もありますので。遠方からお越しの方は、どうぞご検討ください。
成田開運切符は、こちら→

歩きやすい靴
成田山は、山というだけあって、比較的急な坂や階段が多いです。
まず駅から新勝寺までの参道は、ずっと下り坂です。つまり、帰りはずっと上り坂です。

新勝寺の正門から本堂は、かなりの高低差です。正面の階段は男坂といって急な階段で、正面右側の女坂と正面左側の光輪閣からの通路(有名人の通る通路)は、なだらかな階段です。

舗装されていますが、石畳も多く、雨でぬれたりすると、とても滑ります。
ヒールの高い靴などではなく、歩きなれた滑りにくい靴で行きましょう。

トイレ
イベントや混雑時に心配になるのがトイレ。

成田山には、正門の前に大きな広場があり、トイレがあります。ここが一番入りやすいです。
境内の中には、大本堂の左右奥にそれぞれトイレがありますが、人が大本堂前に集まると、かき分けても進むのが困難に…戻ることは不可能に近いです。

場所取りをする前に、お手洗いに行っておきましょう。

防寒
この時期、広いお寺でじっと待っているのは、本当に寒いです。さらに、不安定な天気や強い風であったら、凍えてしまいます。

ブランケットや温かい飲み物の水筒を持参したり、ダウンコートや厚手のブーツを身に付けたり、ホッカイロを装備したりして、しっかり防寒してください。

成田山の節分会のまとめ

成田山の節分会は、一日で4~5万人もの参拝者が訪れるお祭りです。
豆だけではなく、お守りも一緒にまかれます。365個のみですから、手元にきたら、ラッキーです!ちなみに私は手に入れたことはございません…

お不動様は、鬼をも改心させるお力をお持ちとのことで、「鬼は~外~」を言いません。
また、活躍している旬の有名人の皆さんのオーラは輝いていますよ♪
「福は~内~」と、運気をお福分けいただきましょう。

盛大で活気ある節分会、楽しんでいらしてください。

最後までお読みいただきありがとうございました◎

スポンサーリンク
テキストのコピーはできません。