節分メニューは恵方巻きといわし♪けんちん汁のレシピもご紹介

節分
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節分の日に、恵方巻を食べるご家庭は多いでしょう。最近は園や学校でも給食のメニューにとり入れられていますね。
今や恵方巻は、クリスマスのケーキのように、節分の代表的な食べものとしての地位を獲得しました。

あなたは恵方巻を食べるとき、他に何をいただきますか?
ボリュームたっぷりの太巻きもたくさん販売されていますし、恵方巻だけでおなかいっぱいになってしまうかもしれませんね。

お昼ごはんなら、太巻きだけでも十分なのでしょう。けれども、夜ごはんとなると、すぐに食べ終わってしまって、太巻きだけは少し寂しいような…

そんなあなたに、我が家の定番節分メニューをご紹介します♪

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節分メニューのメインは恵方巻き

ズバリ、我が家の節分メニューは、恵方巻・いわし料理・けんちん汁です!

恵方巻は、太巻き寿司をその年の恵方を向き、願いごとをしながら無言で丸かじりすると、その年の幸運に恵まれるというものです。

大阪の花柳界が発祥であるとか、のり問屋や鮓組合の宣伝戦略であるとか、コンビニの商品戦略であるとか、発祥の由来はいろいろあるようです。どちらにしても大正時代以降の新しい風習だと思います。何十年何百年あとにも続けば、立派な風習になりますね。

私は縁起のよいものは好きですし、太巻きそのものも好きなので、このイベントにはのっています。

ただし!
恵方巻を予約してまで購入するのではなく、手巻きずしのように家族それぞれが一本ずつ作っています
一人一枚大きめなのりをラップの上に用意し、酢飯をのせます。
そのあと、用意しておいた具材を各自で並べて、巻きます。

商売繁盛や無病息災を願って七福神にあやかり、七種の具材を入れるという方法があると知ってからは、毎年七種の具材を用意するようになりました。
年によって、選ぶ具材は異なっています。冷蔵庫にあるものだったり、お店でお買い得になっていたものだったり、単純に食べたいものだったり、臨機応変にいろいろな具材を採用しています。
気を付けていることは、できるだけ色鮮やかになるように七種類を選んでいることでしょうか。

今まで採用された具材
・卵 ・サニーレタス ・ツナマヨ ・梅 ・きゅうり ・かいわれ ・かにかま 
・うなぎ ・焼肉 ・サーモン ・たくあん ・アスパラガス ・新生姜 ・エビ 
・チーズ ・ごま ・しそ ・紅ショウガ ・鶏の照り焼き

一本丸かじりする間は無言で食べるとのことですけれど、我が家はみんな途中でしゃべってしまいますね(苦笑)それから、うまく食べられないときは、躊躇せずに食べやすい大きさに切ります。
願い事はどうなったのかわかりませんが、おいしいくて楽しいので、よしとしています。

節分メニューのおかずはいわし料理

おかずはいつも、いわし料理です。

なぜいわしを食べることになるのかは、こちら→

いわしをさばく時は、血合いやにおいがつきやすいので、まな板の上にチラシや新聞紙を敷いてさばくと、片付けが楽ですよ。

いわしは生姜・ねぎ・しそなど、薬味として使われる野菜との相性がバツグンです。薬味は生臭さを消して、消化も助けてくれます。

いわしの塩焼き
一番多くつくっているメニューです。
焼くだけなので、本っ当に簡単です。
スダチやかぼすを絞ると、さっぱりいただけます。

用意するもの:いわし人数分、酒少々、塩少々
①いわしに酒と塩をふりかけ、20分ほどなじませます。
②魚焼きグリルで焼きます。火が通ったら出来上がり。

いわしのフライ
ちょっとこってりした物が食べたいときのメニューです。
チーズをはさむと、より濃厚でこってりします。

用意するもの:いわし人数分、塩こしょう、小麦粉、卵、パン粉 各適量
①いわしは頭を切って、開きます。
②骨をとって洗って、水分を拭き取ります。
③塩こしょうをふりかけ、小麦粉、卵、パン粉の順番でつけます。
④油で揚げます。

いわしハンバーグ(4人分)
おなかがすきすぎていて、おなかにたまる物が食べたいときに。
豆腐をいれるとふわっとしていておいしいです!
しそをみじん切りにしていれると風味が変わっておいしかったです。
ねぎの代わりに玉ねぎでもよいです。

用意するもの:いわし4匹、豆腐1/2丁、ねぎ1/2、卵1個、生姜適量、パン粉適量、塩こしょう少々、醤油・みりん・酒・砂糖各大さじ2

①豆腐は水を切っておきます。
②いわしは大きな骨をとってたたきます(ミンチにします)。
③ねぎはみじん切りにします。
④いわし、豆腐、玉ねぎ、卵、生姜、塩こしょうを混ぜます。パン粉で固さを調節します。
⑤フライパンで焼きます。蓋をして中まで焼きましょう。
⑥醤油・みりん・酒・砂糖を加えて、照り焼きにします。

節分メニューにぴったり、けんちん汁のレシピ

私は小学生の時に関東に引っ越してきました。毎年節分の日の給食にけんちん汁が出て、初めてけんちん汁について知りました。
当時は豚汁との区別がつきませんでした。

けんちん汁の由来は諸説ありますが、鎌倉にある建長寺というお寺の精進料理であったという説があります。元が精進料理なので、肉や魚を使いません。豚汁との大きな違いですね。

なぜ節分に食べるメニューになったのかを知らなかったので調べてみたのですが、けんちん汁が節分と関係あるというよりは、お祭りや行事の時に振る舞われていたメニューだったからという理由のようです。

冬の根菜をたっぷり入れて作る汁物なので、恵方巻やいわし料理との栄養バランスも相性もぴったりです。醤油ベースのすまし汁にしても、味噌仕立てにしてもおいしいです。お好みにあわせて作ってみてください。

けんちん汁(4人分)
用意するもの:大根10cmくらい、人参1/2本、里芋大2個、こんにゃく1/2枚、ごぼう15cmくらい、ねぎ1/2本、豆腐1/2丁、ごま油、お好みのだし、醤油か味噌

①大根と人参はいちょう切り、ごぼうはささがき、里芋とねぎは輪切りに切ります。
②豆腐は水を切って、適当に切ります。
③こんにゃくも食べやすい大きさに切ります。
④野菜とこんにゃくをごま油で炒めます。
⑤火が通ったら水を加えて出汁をいれ、煮込みます。
⑥豆腐を加えてひと煮たちさせ、醤油か味噌で味を調えます。

節分メニューのまとめ

恵方巻がごはんものなので、やっぱり汁物は欲しくなります。
けんちん汁の代わりに、いわしのつみれ汁を作ったときもありました。けんちん汁の方が楽なので、すっかりけんちん汁に落ち着いてしまいました。

いわしをさばくのは慣れると簡単ですが、面倒だと思う方は、お魚屋さんやスーパーのお魚売り場に相談すると、すぐにさばいてくれるので、お願いしてみてください。
柊鰯を作りたい場合は、いわしの頭を一つもらってくることを忘れないように注意しましょう。

食の風習も取り入れつつ、家族みんなで楽しく春の節分をお過ごしください。

最後までお読みいただきありがとうございました◎

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