こんにちは!ふきよせです。
全国各地から、多くの人が訪れる秋の大人気展覧会、正倉院展(しょうそういんてん)。
遠方に住んでいると、泊りがけで展覧会に行くことになりますよね。
せっかく秋の奈良に旅行に行くのでしたら、
奈良でしか体験できない、極上のお宿に宿泊してみてはいかがでしょう?
展覧会で宝物を見て、ホスピタリティーのあるお宿に泊まれば、
素晴らしい思い出の旅行になること間違いありません。
正倉院展の開催される奈良国立博物館周辺の、おすすめホテルと旅館7件をご紹介します。
正倉院展の鑑賞を、旅行のスケジュールに組み込むときのコツもお伝えしますね。
秋のお出かけの参考にしていただければと思います。
目次
正倉院展のために宿泊するのなら
奈良国立博物館は、近鉄奈良駅から徒歩15分。
奈良大和路の中心地にあります。
この辺りは、有名な史跡がたくさんあり、古くから観光地として栄えた場所。
宿泊施設も充実しています。
私は、若い頃は安宿を探してバタバタと正倉院展に行っていましたが、
今では、美しいたたずまいの宿を探してゆっくり泊まるようになりました。
1000年以上前から伝わる宝物鑑賞に出かけるのだから、展覧会に見合うような贅沢な時間を、宿でも楽しみたいと思ったんです。
ちょっと大人になりましたね。笑
今回ご紹介するお宿は、お料理がおいしくて、お風呂がキレイで、奈良の夜を静かに過ごせるラグジュアリーなホテルと旅館です。
どこも私の大好きな場所ばかり!自信をもっておすすめします^^
奈良のおすすめホテル旅館
古くからある宿
古くから奈良の地にあり、有名なホテル旅館です。
奈良ホテル
奈良に行ったら、一度は泊まりたい、100年以上続く老舗ホテルです。
関西の迎賓館と呼ばれた、美しいクラシカルな建物とインテリアは必見!!
外観と内装のギャップがすごいです。
明治大正時代にタイムスリップしたような体験ができます。
お料理が本当においしいので、ぜひ食べてください。
ちなみに私は、朝のオムレツが好きです。
春日ホテル
近鉄奈良駅から最も近いホテルです。
正倉院と同じような、校倉造りの外観になっています。
こちらのホテル、政府登録国際観光旅館なのだとか
ちょっと古めかしいですが、古き良き日本の旅館です。
新しい宿
新しく、客室が少ないこじんまりしたホテル旅館です。
サービスが丁寧で、とても過ごしやすいです。
登大路ホテル
春日ホテルのすぐお隣。
ミシュラン奈良で最高級スモールラグジュアリーホテルに認定されたほか、口コミランキングでも№1になった、実力派ホテルです。
もともとはDMG森精機株式会社のゲストハウスを2008年に会員制ホテルとして改装したのがはじまり。
12歳未満は泊まれないので、とても静かな大人だけの時間が流れています。
奈良町家 和鹿彩 別邸
2014年にオープンした、町屋造りの宿です。
昔ながらの町屋の雰囲気を現代にアレンジした、モダンなお部屋です。
すごく広いわけではありませんが、各お部屋に露天風呂やヒノキ風呂がついていて、居心地がよく、くつろげます。
こちらも12歳未満は泊まれません。
奈良公園の中の宿
世界遺産でもある奈良公園の中にある、ホテル旅館です。
周りは社寺のある聖なる森なので、空気が清々しく、本当に静かです。
月日亭
春日大社のある春日山の中にあります。
明治に奈良県知事が要人をもてなすための迎賓館として建てられました。
お部屋は離れになっていて、プライベートな空間を存分に楽しめます。
すぐ近くを流れる川のせせらぎが、耳に優しいです。
結婚式などの会食にも使われる料亭でもあり、懐石料理は絶品!
彩豊かで美しい和食をいただけます。
むさし野
若草山の麓にある旅館です。
江戸時代のお茶屋さんから始まり、文人や政治家にも愛されてきた、歴史ある旅館です。
近くに鹿がいっぱいいて、奈良なんだな~と思いますw
お食事はお部屋でいただきます。
露店風呂付のお部屋もあり、とってもくつろげます。
朝ごはんをお弁当にしてくれて、外で食べるというサービスも。
ピクニックみたいで楽しいですよ。
便利な宿
交通の便がよく、サービスが安定している、定番のシティホテル。
客室数が多いので、団体での受け入れもありますし、急な予約のときも頼りになります。
ホテル日航奈良
JR奈良駅に隣接しています。
奈良国立博物館からは少し遠いので、バスを使うのがおすすめ。
客室は330。
レストランも4店舗入っていて、何一つ不自由がありません。
奈良らしさという点では、先の6件にはかないませんが、
知っておくべき良いホテルの1つです。
私がいつも宿泊施設を予約するときに使っているのは、Reluxと一休.com。
それぞれ独自の基準を設けていて、その基準をクリアした施設のみ紹介しています。
だから大きなハズレがなく、安心して予約できるんです。
Reluxは会員登録をしないとサイトに入れませんが、登録料年会費は無料です。
Reluxの公式サイトはこちら→
一休.comの公式サイトはこちら→
奈良正倉院展を旅行スケジュールに組み込むコツ
スケジュールの組み方
正倉院展は、入館まで待ち時間がかかったり、館内の混雑具合で鑑賞時間がかかったり。
どのくらい時間がかかるのか、まったく読めないんです。
平日なのか休日なのかでも違いますし、お天気にも左右されます。
正倉院展の混雑については、こちら→
ですから、旅行の計画をたてるときは、正倉院展の鑑賞時間に注意しなければなりません。
上手に予定を組むコツは、奈良国立博物館と奈良公園周辺の散策だけで1日を使うこと。
つい、あちこち有名な場所を観光したくなりますが、正倉院展に行く日に予定を入れすぎると、きちんと鑑賞できない本末転倒な事態になってしまいます。
私が正倉院展に泊まりで行くときの、テッパンスケジュールが2通りあります。
午後 奈良に到着。
ホテルに荷物を預けて、奈良公園周辺を散策
夕方~ 正倉院展鑑賞
閉館時間までの、オータムレイトチケットを使います。
夜 ホテル宿泊
② 訪奈2日目に正倉院展に行く
初日 ホテル宿泊
2日目 朝一番で正倉院展を鑑賞
鑑賞が終ったら、周辺の観光or帰宅
京都観光や、奈良の史跡観光を組み合わせるときも、これくらいの余裕をもって計画を立てましょう。
周辺の見どころ
奈良国立博物館の周辺には、観光名所がたくさんあります。
しっかり見ようと思ったら、1日くらいあっという間です。
社寺
歩いてすぐの場所に、有名どころ、春日大社、東大寺、興福寺があります。
この3つの社寺だけでも、宝物殿、植物園、国宝の特別拝観など、かなり見応えがあります。
奈良公園
隣接する奈良公園はとても広大な公園で、ハイキングにはぴったり。
奥に行けば行くほど、完全に山の中です。
天候によりますが、空気がきれいで紅葉も楽しめますよ。
ならまち
奈良公園のすぐ近くは、江戸時代の町屋が今も軒を連ねるエリア「ならまち」があります。
情緒ある街並みは、見るだけでも楽しいですが、
飲食店やお土産屋もたくさんあるので、散策にはもってこいです。
ならまちの中だけでも、ずいぶん長い時間楽しめます。
奈良大和路の詳細な地図や周辺情報は、こちら→【楽天たびノート】
正倉院展の宿泊のまとめ
正倉院展の頃は、紅葉や秋の特別拝観も重なり、奈良は大変混み合います。
お泊りの予定でしたら、ご予約はお早めに!
それから、展覧会鑑賞も周辺散策も、歩きなれたスニーカーで行くことをおすすめします。
社寺の敷地を荒らしてしまいますから、ヒールは厳禁です。
秋の古都奈良、展覧会鑑賞とともに楽しんで来て下さいね。
最後までお読みいただきありがとうございました◎