こんにちは!ふきよせです。
梨のおいしい季節になりました。
旬のうちに、たっぷり食べておきたいですね~
ところで、おいしい梨の選び方をご存知ですか?
「おいしそう!」と思って買ったのに、食べみたら全然甘くなかったり、中がスカスカだったり…
すごく残念な気分になることも。
今回は、おいしい梨の選び方をご紹介します。
チェックするポイントをおさえておけば、甘くてジューシーな梨に出会える確率が上がりますよ!
梨狩りで選ぶとき、スーパーで選ぶとき、迷わずおいしい梨を選べるように、確認しておきましょう。
目次
簡単な梨の食べごろの見分け方
手元にある梨が食べごろなのかどうかを見極める、1番てっとり早い方法は、
梨の品種と、表面の色で判断する方法です。
品種がわかれば、その梨が熟している色なのかどうかがわかります。
まず、梨の種類を調べましょう。
梨狩りでしたら農園の方に、お店だったらお店の方に聞きましょう。
日本の梨(和梨といいます)には、赤梨と青梨があります。
特徴:みずみずしくて果汁たっぷり。甘みが強い。
品種:幸水、豊水、あきづき、新高、秋栄、王秋、新興、あたご、南水、新甘水、秋甘泉
青梨
特徴:シャリシャリとした食感。さわやかでさっぱりした味。
品種:二十世紀、かおり、なつひめ、あきひめ、菊水
赤梨も青梨も、甘味が増して食べごろになると、皮の色が変化してきます。
青梨・・・黄緑色→黄色
甘いかどうかは別として、梨の表面が熟した色をしていれば、食べごろです。
新高だけは、ちょっと注意。
赤みが出るころには熟しすぎていることが多いので、黄色っぽいほうがいいです。
梨が甘い条件と選び方
見ためで判断する
はじめに、傷んでいないかどうか、確認しましょう。
ふっくらとしていて、ハリのあるものがいいですね。
見ためでチェックするべきポイントは2点。
形と大きさです。
梨はおしり(枝についていない方)に甘味がたまります。
ですから、コロンとした高さのあるまん丸の梨よりも、少し横に平べったくなっている扁平(へんぺい)の梨のほうが、甘みが多く感じられます。
品種によって大きさの違いがありますが、同じ品種で大きさが違うのなら、大きい方を選びましょう。
「大きいと味が薄い」「大味になる」と思われがちですが、梨に関しては大きいほうが、味が濃くておいしいです。
触って判断する
もし梨を触ることができるのなら、触ってみると、より梨のことがわかります。
ぎゅって押すと傷んでしまうので、そっと触るように注意してくださいね。
手で触って確認するチェックポイントは3点。
手触り、重さ、固さです。
梨の皮の表面には、ザラザラがあります。
このザラザラ、水分を閉じ込めるコルク栓のような役割があります。
梨が熟してくると、表面のざらざらは減っていき、ツルツルになってきます。
ですから、ザラザラが強いほど未熟で、水分量があることをあらわしています。
梨はほとんどが水分なので、重いものほど、実がしっかり詰まっていてジューシーです。
軽いものは、中がスカスカの可能性があります。
ずっしりと重みを感じる梨を選びましょう。
鮮度が高い、つまり採れたてのおいしい梨ほど、固さがあります。
柔らかい梨は、熟しているというよりも、古くて傷み始めている可能性があります。
実がしまっている、固い梨を選びましょう。
おいしい梨の選び方
和梨は追熟(収穫してから時間がたつほど甘くなること)しない果物なので、できるだけ熟すギリギリまで枝についているものほど、甘くておいしいです。
梨狩りでの選び方
梨狩りに行ったときには、見ためや手触りで、食べごろの梨を見極めて、収穫しましょう。
色が変わっていて、適度なザラつきになっている梨がおすすめです。
直売所で購入するときは、すぐに食べるのなら表面がつるっとした梨を、贈り物などで贈るのなら、ざらつきのある梨を選びましょう。
だいたいの農家さんは、ちゃんと分けてくれていると思います。
ビニールに入っているお持ち帰り用はすぐにでも食べるべき熟した梨、箱入りの贈答用は少し日持ちする梨になっています。
小売店での選び方
スーパーなどで購入するときは、ちょっと注意が必要です。
農家直売コーナーならば安心ですが、そうではない場合、流通期間の日持ちのために、糖度が増す前に収穫している(青狩りといいます)ことがあります。
ですから、甘みの少ない梨に当たる可能性が多くなります。
梨は追熟しないことから、手に入ったときが食べごろです。
甘みが少ないからと、しばらく置いておいたとしても、甘みが増すことはなく、水分が減っていくだけです。
できるだけおいしい梨を選ぶコツは2つ。
その糖度の度数を目安に購入すれば、はずれることはありません。
特別高価なものが絶品かというと、そうでもないかもしれませんが、明らかに価格の低いものは、鮮度やおいしさに難ありと思って、警戒したほうがいいかもしれません。
甘くない梨に当たってしまったら
残念なことに甘くない梨に当たってしまったら、糖分をたして作る料理やお菓子に使って食べましょう。
栄養たっぷりの梨を捨ててしまうのはもったいないです。
砂糖をたして煮詰めるジャムやコンポートにすれば、料理の幅も広がって、使いやすいですよ。
梨ジャム、コンポートの作り方は、こちら→
工夫して上手に食べきってくださいね。
梨の選び方のまとめ
先日、今年初の梨狩りに行ってきました♪
「これは今食べる用、こっちはお土産用…」と梨をよりわけていたら、一緒に行った友達に「何が違うの?」と聞かれて。
梨の選び方について書こうと思いたったんですw
あと、これは真相は定かではないのですけれど。
梨狩りのときは、梨のついている枝(芯)がしっかりしているものを選んでいます。
なんか、しっかり栄養が流れてきているような気がするんですよね 笑
梨って、なかなか難しくて、意識しないで選ぶと失敗することもあります。
あなたもいろいろな梨を食べ比べて、ぜひ見極められるようになってくださいね^^
最後までお読みいただきありがとうございました◎