こんにちは!ふきよせです。
ひな祭りの日に、お嬢さんを囲んで家族みんなでお食事を楽しむご家庭は多いのではないでしょうか?
もしかすると、女の子のお友達同士が集まって、ひな祭りランチを楽しむかもしれませんね。
女の子のおまつりであるひな祭りのメニューは、かわいくて華やかでおいしいものがいいですよね。
ひな祭りの定番メニューをご紹介します。
お料理を簡単にかわいく仕上げるコツを押さえて、お嬢さんたちに喜んでもらえるお食事にしましょう。
ひな祭り料理の定番メニュー
我が家のひな祭りの定番料理といったら、ちらし寿司(ばらちらし)と、潮汁(うしおじる、はまぐりのお吸い物)です。
このメニューの他に、ケーキお和菓子など、デザートを用意しています。
上にのせる具材は、お好みの物でよいですし、いかようにも豪華にできます。
上にのせる具材(生もの以外)は、前日に準備しておきます。ひな祭り当日は、ご飯を炊いて酢飯を作って、準備しておいた具材をちりばめるだけです。
① お米をかために炊きます
② 干ししいたけを戻し、薄切りに切ります。にんじんとこんにゃくも小さく切ります。
③ ②の具材を油で炒め、しいたけの戻し汁とすべての調味料を入れて、水分がなくなるまで煮込みます。
④ 炊けたごはんをすし桶(ボウル可)に移し、すし酢をかけ、しゃもじで混ぜます。
⑤ すし酢が混ざったら③の具材を混ぜ、冷まします。
鍋に水とはまぐりと少しの昆布を入れ、弱火でじっくり火を通します。途中、灰汁が出たら取り除き、火が通ったら(貝の口が開きます)酒と塩で味を調えるだけです。
はまぐりは調理する前に、砂抜きの下ごしらえが必要です。
① バットに水を張り、塩をしっかり溶かします。
塩の量は、塩分濃度が3%程度になるように計算しましょう。
② 塩がとけたら、貝を浸します。貝が水から出ないようにします。
③ 新聞紙をかけて暗くし、約3時間、涼しいところに置きます。
ひな祭り料理の食材に込められた意味
ちらし寿司はもともとひな祭りに限った料理ではなく、彩と華やかさから、江戸時代以降にお祝い事のときなどに食べられるようになったお料理です。
たくさんの種類の具材を用意するのは、生涯食べ物に困らないようにという願いも込められているのでしょう。
ちらし寿司の具材には、子供たちの幸せと健康を願って、縁起の良い食材が選ばれています。
また、赤色には魔除けの効果があると信じられていました。えびが脱皮を繰り返すことから、立身出世という意味もあります。
潮汁は、ズバリ主役のはまぐりに意味があります。
二枚貝の貝殻は、対になっている貝殻しかぴったりと合わないからです。
平安時代には「貝合わせ」という遊びがありましたし、江戸時代には公家や大名家の婚礼調度品に、絵や装飾が施されたはまぐりの入った貝桶がありました。
雛人形の道具の一つにもなっていて、はまぐりは良縁夫婦和合の象徴となっています。
ひな祭りの料理を簡単にかわいく作るコツ
簡単に「かわいい!」と褒められるコツは、食材をピンク、黄緑、黄色の3色に絞って選び、使うことです。
この3色を使うと、一気に柔らかい春の色味になります。
ちらし寿司の具材や、お吸い物に添える野菜に、この3色の食材をたっぷり使いましょう。
濃い赤と濃い緑を多く使うと、クリスマスの色味になってしまうので、要注意です。
各色の代表的な食材です↓
黄緑:菜の花・さやえんどう・みつば・グリンピース・しそ・きゅうり
黄色:卵・コーン・パプリカ・チーズ・カリフラワー・白ごま・たけのこ
ちらし寿司の具材は、バラバラにまいただけでも十分華やかですし、規則的に並べられていたら丁寧に作り込まれたように感じます。さいころ状に切った具材をざっくり散らしてもおしゃれに見えます。
潮汁に、手毬麩を数個入れると、ぐっとかわいくなりますよ!やってみてください。
加賀麩 手毬麩 / 8g TOMIZ(富澤商店) 和食材(海産・農産乾物) お麩 |
ひな祭り料理のまとめ
盛り付ける食器は、真っ白な洋食器でも食材が映えてきれいですし、ばっちりと絵が描かれた和食器でもかっこよく決まります。
お嬢さんのお好みや雰囲気に合わせて、選んでみてはいかがでしょうか?
お料理の他にも、ひな祭りにまつわる食材はたくさんあります。女の子は甘いお菓子も大好きですからね。笑
ひなあられについては、こちら→
ひし餅については、こちら→
甘酒については、こちら→
おいしいものをたくさん食べて、春の楽しいひな祭りをお楽しみください。
最後までお読みいただきありがとうございました◎