こんにちは!ふきよせです。
毎年初詣に行っていても、いつも何となくお賽銭をいれて拝んで帰ってきていて、初詣のやり方があっているのか、疑問に思うことがあるかもしれません。
外国人の友人に日本の初詣を説明しよう思ったのに、意外と詳しく知らないことに気づかされるかもしれません。
「拝殿の中でお祓いを受けている人を見ても、受けたことがなくてよくわからない。」
「社務所にあるお守りや縁起物は、どれを選べばいいの?」
初詣ですと、人が多くて混雑の中で教えてくれる方もいないので、周りの人々のやっている動きを見よう見まねで繰り返してしまっている方も多いのではないでしょうか?
せっかくお正月からおでかけするのですから、不安な気持ちを持たずに気持ちよく参拝したいものですね。
初詣の参拝について確認しておきましょう。
初詣で神社に行ったときの参拝の仕方
基本的な神社での参拝の流れは以下の通りです。
②手水舎で、手を洗い口をすすぎます。
③お賽銭箱の前で、ご祭神に向かって礼をします。
④鈴があれば鈴を鳴らします。お賽銭を入れます。
⑤二礼、二拍手します。
⑥二拍手の後に、心の中で祈願ごとや感謝を唱えます。
⑦礼をします。
⑧授与所や社務所で、お守りやお札をいただきます。
⑨鳥居をくぐるとき、社殿に向かって礼をします。
しかし、混雑が予想される初詣では、初詣ならではの制約があることが多く見受けられます。
普段はどの鳥居からも出入りができますが、初詣のときには、入口専用出口専用の鳥居が指定されていたり、通行が封鎖されていたり、境内の参拝ルートが決まっていたりする場合があります。
敷地の広い神社ですと、近隣の交通規制がある場合もあります。
神社のホームページを見たり、電話で問い合わせをしたり、出かける前に確認をしておきましょう。
衛生面や防犯面から、手水舎が封鎖されていることもあります。
参道の真ん中を歩かないという云われもありますが、初詣のときには「幅いっぱいに詰めて並んでください」という指示がある場合も多いです。
混乱を回避するためですから、「参拝方法が違う!」と従来のしきたりに固執するのではなく、臨機応変に対応しましょう。
お賽銭箱入れるときに、投げるのか静かに入れるのか、迷う時があるかもしれません。
穢れを払う行為としてお賽銭投げを楽しみにしている方もいらっしゃいますし、神社ならではの魅力として推奨している神社もあります。
その一方、お賽銭を奉納品と扱い、神様に対してお金を投げる行為は無礼と考え、お賽銭箱に静かに丁寧に入れる方もいます。
様々な考え方の人がいらっしゃいますので、お賽銭に関してはお好きにしたらよいでしょう。
神社でのお祓いの受け方
「今年は受験だから」「厄年だから」「大きな仕事があるから」
今までお祓いを受けたことはなかったけれど、今年は受けてみたい!と思う方もいらっしゃるでしょう。
お祓いを受ける手順は以下の流れです。
②初穂料を支払います。
③順番がきたら、お祓いを受ける他の人たちと拝殿に入場します。
④神主さんがお祓いをしてくださいます。
⑤玉串(榊の枝に木綿または紙をつけたも物)が渡され、順番に玉串を奉納します。
⑥御神酒を一口いただき、神社のお札や縁起物が入った紙袋をもらいます。
神社に対し、祈祷、お祓い、祝詞の謝礼として渡す金銭は「御初穂料」という名称を用います。
古来より神様に祈りを捧げる儀式では、農作物が供物として奉納されてきました。
初穂とは、その年に最初に収穫した稲穂を意味します。
お守りやお札を授かる時にも「御初穂料」という名称を使います。
初穂料は、白赤の蝶結びの熨斗袋に入れます。白封筒でも可です。
表書き(のし袋の上段)は「御初穂料」または「初穂料」、名入れ(のし袋の下段)には、お祓いを受ける人の姓または氏名を書きます。
お祓いの内容によって異なりますが、個人が参拝する場合の相場は5,000円から、会社の場合は10,000円からが多いようです。
御祈祷を受ける人数によっても変わってきます。
もちろん、消費税はかかりません。
お祓いの受付時間は神社によって異なるので、必ず確認をしておきましょう。
お正月に神社でいただける縁起物
お祓いを受けると、お祓いの内容に見合った神社のお札、お守り、縁起物などをいただくことができます。
お祓いを受けなくても、授与所や社務所で縁起物をいただくことができます。
お正月だからこそ、ぜひ手に入れたい縁起物をご紹介します。
お願いごとがあれば、ぜひお願いごとに関するお守りを選びましょう。
干支にちなんだお正月限定のデザインを用意している神社も多くあります。
十二支を全て揃えることを楽しみに、毎年集めているコレクターもいます。
一年の好運を射止める縁起物として、初詣で授与されるようになりました。
お正月にしか出回らない縁起物です。
今年こそ!というお願いや誓いがあるときには、ぜひ書いてみましょう。
大切なことは書かれている内容です。
大吉だ凶だと盛り上がる気持ちはわかりますが、それよりも他の部分をよく読みましょう。
本来おみくじは持ち帰る物ですが、どうしてもおいて帰りたいときは、境内の決められた場所に結びましょう。
決して樹木などには結ばないようにして、マナーをまもりましょう。
古いお守りや縁起物は、神社に返しましょう。
普段から境内には納め所が設置されていますが、初詣のときには数が多くなるので、特設会場が設けられている場合が大半です。
神社での初詣のまとめ
境内の露店では、だるまや根付(ストラップ)の縁起物を販売していたり、甘酒を振る舞っていたりします。我が家が毎年初詣に行く神社の甘酒は、アルコールが入っていません。車で来る人たちも飲めて安心です。
おいしい食べ物もたくさんあり、お正月限定の露店も出ますので、初詣の賑わいを存分に楽しみましょう。
混雑をしていても、思いやりの気持ちをもっていれば快適に過ごすことができ、初詣はとても楽しいお参りとなるでしょう。
よい新年をお迎えくださいね。
最後までお読みいただきありがとうございました◎