こんにちは!ふきよせです。
こどもの日に食べる定番の食べ物といえば、柏餅。
柏餅は、和菓子屋さんをはじめ、今やスーパーやコンビニでも手に入るようになりましたが、実は思いのほか簡単に、ご家庭で作ることができる和菓子なのです。
「できたての柏餅を食べてみたい」
「お餅をこねて作ってみたい」
そんな方に、柏餅の作り方をお伝えします。
本格的に蒸し器を使って作るレシピと、レンジを使って簡単に作るレシピ、両方をご紹介します。
こどもの日のご予定に合わせて、作り方を選んでくださいね。
ご家庭だからこそできる柏餅のアレンジもご紹介しますので、ぜひ挑戦してみてください。
こどもの日定番の食べ物柏餅を手作りする
柏餅(かしわもち)は、上新粉(じょうしんこ)で作った餅であんを包んで、二つ折りにした柏の葉でお餅を挟んだ和菓子です。
上新粉とは、うるち米を洗って乾燥させてから粉にした、米粉のことです。和菓子で最もよく使われる米粉です。
上新粉は、柏餅の他、団子、草餅、ういろうなどにも使われています。
上新粉を使ったお餅は、ぷりっとして艶があり、歯ごたえがある食感が特徴です。どちらかというと、かためなお餅ですね。
上新粉を使うお餅は、もち米を蒸して作るお餅と違って、米粉に水を加えて練って蒸します。
生地が扱いやすく、初心者さんにもおすすめです。
上新粉はスーパーなどで簡単に手に入りますから、お家で気軽に手作りできます。
先日、柏餅の葉っぱについてご説明しました。柏餅は、やっぱり葉っぱが重要ですよね。
こどもの日に柏餅を食べる理由は、こちら→
葉っぱがなくてもお餅はおいしいのですが、ちょっと味気ない感じになってしまいます。
柏の葉は、なかなか普通の商店では手に入りにくいものですから、賢くインターネットショップを使ってしまいましょう↓
こどもの日に作る柏餅の簡単レシピ
それではさっそく、2種類のレシピをご紹介します。
シンプルな材料で、お米の甘さを感じられるお餅に仕上がるレシピです。
- あんを10等分し、丸めておきます。
- ボウルに上新粉を入れ、水またはぬるま湯を入れて、耳たぶくらいの柔らかさまでこねます。
水を一気に入れると、ゆるくなりすぎることもあるため、数回に分けていれましょう。 - 濡らして絞ったふきんを蒸し鍋に敷き、生地を一口大にちぎって並べます。
- 約15分蒸します。
- 蒸しあがったら、ふきんごと生地を取り出し、ふきんをつかって包みながら、生地をまとめます。
- 体重をかけてしっかりこねます。
※熱いので気を付けてください。 - 弾力が出て伸びるなめらかな餅になったら、生地を10等分して丸めます。
- 手で生地を楕円形に伸ばし、丸めたあんをのせ、二つ折りにして包みます。
- 再び蒸し器にふきんを敷いて、生地を重ならないように並べます。
- 約10分蒸します。
- 餅が冷めて表面が乾いたら、柏の葉で包みます。
私が作っている方法と、工程が似ている動画を見つけました。
手際の参考になると思います↓
動画の方が、蒸す回数が多いぶん、蒸す時間は少ないですね。
蒸し器を使う作り方は手間がかかりますが、しっかりこねておくと、時間がたってもかたくなりにくいおいしいお餅になります。
できるだけ強い蒸気で蒸すようにすると、艶がでて、こしのある生地になります。
- あんを10等分し、丸めておきます
- 耐熱ボウルに上新粉を入れ、水またはぬるま湯を入れて、混ぜ合わせます。
- ラップをして、レンジ500Wで約3分加熱します。
- ボウルを取り出し、軽くかき混ぜます。
- 再びラップをして、レンジ500Wで約3分加熱します。
- 透明感がでて、ぷりっとした生地になります。
粉っぽさがあれば、30秒くらいずつ加熱してください。 - ヘラなどを使って、濡らして絞ったふきんの上に生地を出します。
- ふきんを使ってしっかりこねます。
- 弾力が出てなめらかになったら、生地を10等分して丸めます。
- 手で生地を楕円形に伸ばし、丸めたあんをのせ、二つ折りにして包みます。
- 餅が冷めて表面が乾いたら、柏の葉で包みます。
こねる作業は、すりこぎ棒や綿棒でつく方法もありますが、ふきんを使う方法が一番手早く、きれいにできると思います。
熱いので、きれいな軍手をして作業してもいいかもしれません。
私は、あんの量は粉の量と同等くらいがちょうどいいと感じますが、お好みで調節してくださいね。
私はみそあんが好きなので、こしあんとみそあんの柏餅を作ることが多いです。
みそあんは、白あん200g白みそ30gを混ぜ合わせて作ります。
柏餅をアレンジしてみよう
せっかく手作りされるのでしたら、アレンジ柏餅を作ってみても楽しいですよね。
いつもとはちょっと違う柏餅で、お子さんやゲストに喜んでもらいましょう♪
ヨモギ粉を使ってもいいですし、ヨモギを擦って使っても。
柏の葉とヨモギの葉の相乗効果で、より香り豊かなお餅になります。
販売されているみそあんの柏餅は、うっすらピンク色のお餅になっていることもありますよね。
薄い黄色は、とってもかわいくて、おすすめです。
コツは、本当に少しだけ食紅を入れることです。耳かき1杯程度で充分。
入れすぎると、毒々しくなってしまうので、気を付けてください。
私が好きなのは、刻んだクルミ+こしあん。香ばしさと食感が増します。
すりごま+こしあんの、ごまあんも好評でした。
手作り柏餅のまとめ
お子さんと一緒に柏餅を手作りしたら、とても楽しい思い出になりますね。
熱い工程はこどもにはちょっと難しいですが、お餅にあんを包む工程は、率先して作ってくれるのではないでしょうか?
柏の葉にしっかり触れる機会も貴重ですから、食育にもなりますね。
ぜひ、おいしい手作り柏餅で、こどもの日を楽しくお過ごしください。
最後までお読みいただきありがとうございました◎