上野公園不忍池の観光で、押さえるべき見どころと人気のボート乗り場

上野公園不忍池
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こんにちは!ふきよせです。

東京の観光スポットとして有名な上野。
博物館、美術館、動物園、文化会館と、都内でも大きな文化施設が密集する土地でありつつ、昔ながらの寺町も隣接する、下町情緒も溢れる人気エリアです。

この上野公園の南西側にある大きな池が、不忍池。

たくさんの施設がある上野公園よりも、低い土地にあって、公園と池の間には道路が通っています。
少し分離されている印象があるため、不忍池まで行ったことのない方もいらっしゃるのではないでしょうか?

不忍池の魅力と見どころをご紹介します。
人気のボートの乗り方も、ぜひ目を通しておいてください。

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上野公園の不忍池とは

不忍池は、外周約2km、全体で約11万平方メートルの天然池です。
遊歩道のある堤で3つに分けられており、その中央に弁財天を祀った弁天島(中之島)があります。

北側からそれぞれ、鵜の池、ボート池、蓮池と呼ばれています。

鵜の池は、現在は上野動物園の敷地になっていて、カワウが飼育されています。
ボート池は、その名の通り、ボートを漕ぐことができる池です。
蓮池は3つの池の中で一番面積が広く、水深が浅い池で、一面に蓮が繁殖しています。
詳細な地図や周辺情報は、こちら→【楽天たびノート】

東京スカイツリーが見え、周りはビルが立ち並び、繁華街も近いのですが、東京都心とは思えない静けさです。

池の周りには、ところどころにベンチが設置されていて、座りながらゆったりと過ぎる時間を楽しむことができます。
風になびく木々や、キラキラと輝く水面を眺めているだけでも、癒されますよ。

最近では、ジョギングでも人気のコースになっています。

上野不忍池観光の見どころ

不忍池の近所には、有名な史跡や寺社仏閣がとてもたくさんあるのですが、今回は不忍池に絞ってご紹介しますね。

一年を通して楽しめる花と植物
・桜

3~4月は桜が満開になります。

上野公園の中の並木道は全国的に有名ですが、不忍池の周りをぐるっと桜が取り囲んでいて、青空と水面と桜の共演による風景は、言葉を失うほど美しいです。

とくに、ボート池の堤の桜並木は素晴らしく、桜のトンネルを歩いているようです。
生けの水面に漂う花弁も風情があって素敵です。

・紫陽花

5~6月は紫陽花が咲きます。

桜と同じように、ぐるっと紫陽花が囲むように植えられています。

青紫や紫の大きな丸い紫陽花の花が満開になると、梅雨で雨の中の公園散策となったとしても、楽しく感じられるくらい、きれいです。

・蓮

6月の終わりから8月まで、広い蓮池の一面が、立派な濃緑の蓮の葉と、繊細な美しい花で覆われます。

蓮の花は早朝に咲き、昼頃にはしぼんできてしまうので、咲き誇る花を見たければ、午前中に着くようにしてください。

・紅葉

秋になると、桜並木の桜を含む落葉樹林が、いっせいに赤や黄色に色づきます。
池の水面に葉の色が映って、とてもきれいです。

・枯木立

冬になると、枝だけになった木々が、モノトーンのような美しい風景を作ります。
ピリッとした冬の寒さも相まって、静かな冬の景色を楽しむことができます。

池には、野生の鳥がたくさん集まってきています。

うみねこ、ゆりかもめ、かるがもなどがいます。かもの種類は多いです。
私は、初めてゆりかもめを見た場所が、不忍池でした。

野鳥とはいえ、人慣れしているので、すぐ近くまでやってきますし、ボートの上に乗ることもあります。

ただし、上野公園では野生の動物にエサをあげることは禁止です。

弁天堂
音楽や芸事の福の神様として有名な、弁財天が祀られています。

1625年、京都の比叡山にならって上野寛永寺が作られました。
その時に、琵琶湖の竹生島に見立てて中之島が作られ、弁天堂が建立されたと言われています。当初は島まで橋もなく、船を使って行き来していたとのこと。
現在の八角形の弁天堂は、戦後に再建されたお堂で、今でも寛永寺の管轄です。

こちらの弁天堂は、谷中七福神めぐりの寺院の一つでもあります。
また、金運にご利益のあるパワースポットとしても有名です。

弁天様のご縁日(巳の日)、春の桜まつり、夏まつり、冬の初詣は、弁天堂までの参道に屋台が立ち並び、おおいに賑わいます。骨董市が開かれることも。
夏にはボート池を使って、精霊流しも行われます。

日本の昔ながらの風景を堪能できるお堂です。

上野不忍池でボートに乗ろう

ボート池のボートは、家族連れやカップルはもちろん、老若男女みんなに人気です。
乗り場は、弁天堂の裏手にあります。

手で漕ぐボートも、足で漕ぐボートも、軽い運動になって楽しいですよ。池の真ん中あたりで、景色を見渡しながらのんびり過ごすのもいいですね。

不忍池に来たら、ぜひ体験してみてください。

ボートは3種類あります。
ローボート(ふつうの手漕ぎボート)、サイクルボート(ペダルで漕ぎます)、スワンボート(有名な白鳥型サイクルボート)です。

それぞれ、定員・時間・料金が異なります。
乗り込むときに、終了時間を書いた紙を渡されます。時間は延長することもできます。

ボートの種類 人数制限 料金 延長料金
ローボート 大人3人 60分:700円 以降30分:300円
サイクルボート 大人2人 小人1人 30分:600円 以降30分:600円
スワンボート 大人2人 小人2人 30分:700円 以降30分:700円

営業時間が、時期によってコロコロ変わります。必ず確認しておきましょう。

営業時間
4~7月 10:00~18:00
7、8月 10:00~18:30
9月   10:00~18:00
10月   9:30~17:30
11月   9:00~17:00
12月   9:00~16:30
1月   9:00~17:00
2、3月  9:30~17:30

定休日 12~2月の水曜日
たまにメンテナンスで休みになることがあります。

ボート乗り場の電話番号は、こちら→ 03-3828-9502

上野不忍池のまとめ

不忍池周辺は、夜になると、思いのほか真っ暗になります。

上野は、お世辞にも治安がいいとは言いにくく、上野公園も昼とはうって変わって、物騒な場所になります。
トラブルに巻き込まれないよう、くれぐれも夜間に行くことは避けてください。

お祭りなどで、夜になっても明るく人出があるときでも、一人での行動は避け、複数人で行きましょう。

昼間の不忍池は、大都会とは思えない、心安らぐ癒しスポットです。

一年を通して異なる景色を楽しむことができる、とてもすてきな場所ですから、何度でも足を運んでみてくださいね。

最後までお読みいただきありがとうございました◎

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